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週末フルサト部ってなに?

少し長くなります。

まずは、創部の経緯からお話します。

私は和歌山県田辺市出身で、両親は龍神村出身。両親の実家は早くに処分し、今は田辺市で商売を営んでいます。あるきっかけから約20年前に龍神村の元実家の近くに田を購入し、親戚が集える家を建てました。それが”龍神CUBE”と呼んでいるフルサト拠点です。

その後、両親は毎週末ここに通い、小屋を建てたり、畑をしたり、養蜂をしたり、週末フルサトを楽しんでいます。普段は空家ですので維持管理も兼ねて。

私達や親戚家族も、長期休暇を利用してここに来るのを楽しみにしています。

一方、集落は高齢化・過疎化が進み、空き家が目立ってきました。土地建物の維持管理にも体力が必要です。

みんなが大好きな第二の故郷を、少なくとも私の孫の世代までは使い続けたい。そのために今できる事は?そんな事をここ数年考えていました。

そして、令和元年を機に、行動に移そうと思ったことがきっかけです。

なので、よく言われる「地域活性化、まち興し、地方再生」よりも小規模で個人的な活動です。でも、その方がコンパクトで分かりやすいと思っています。何より”楽しむこと”が継続の秘訣!

では、話を戻して活動指針です。

週末フルサト部ってなにするの?

コンセプトは「都市部で働きながら、フルサトをつくろう。」

ここで言う”フルサト”とは、
 癒しをくれる場所
 いつでも帰れる場所
 人とつながれる場所
 仕事がある場所
 ワクワクできる場所
 安心できる場所

田舎暮らし、地方移住、デュアルライフ、多拠点生活、といった夢のある言葉の裏には、定年ロス、介護離職、長寿命化、シニア独り暮らしといった、避けられない社会課題があります。
フルサトは「あればいいな」ではなく「ないと困るもの」になると思っています。

地方出身者は、先代が残してくれたフルサト資産を受け継ぐこと。
都市部出身でフルサトが無い人は、居心地のいいフルサトを見つけること。
楽しみながら、スキマ時間を使ってフルサト基盤をつくりましょう。

まち興し、地域活性化、地方再生、といった言葉は使いません。
そこまで大きなビジョンではなく「楽しいことをやろう!」がスタートです。
結果として、地域のためになるかもしれませんが、それは将来の話として。

主な活動地域は関西圏です。

次に当面のゴールイメージです。

私が管理している龍神CUBEや、誰かのフルサト拠点を活用してイベントや交流会を開催し、フルサトオーナー(地方や郊外出身で先代所有の不動産がある人)は先代が築いてきた拠点と地域コミュニティを継承し次代に残し、自分の居場所をつくる。フルサトビジター(都市部出身で地方に故郷がない人)は気軽に行けるフルサトを見つけ、仲間をつくる。その先には移住や多拠点生活があるかもしれません。

例えばこんなイベント、焚き火の会、何もしない会、星空の会、蜂蜜収穫の会、川でキャンプ、農業体験など。ゆるく田舎を体験できるイベントやワークショップを一旦イメージしていますが、もっと他にあると思います。

活動ステップ

・フルサト情報発信による興味喚起、情報収集  2019.5.1スタート!

・部活のためのメンバー集め。FaceBookの既存コミュニティを中心に拡散し、オンラインで組成

・リアルで集まってみる、盛り上がれば定期的に

・コアメンバーで、とりあえず行ってみる(2019年秋)

・イベントを企画し、とりあえずやってみる(2020年春頃)

・フルサト拠点の発掘、近場があればベター

最終ゴールイメージ

・私的ゴール 9年後(私55歳・親80歳)で大阪と和歌山県田辺市の週末デュアルライフ(大阪5:和歌山2)をスタート。そのための地域コミュニティや仲間、和歌山での仕事をつくっておく。今の会社は辞めません。定年後は大阪2:和歌山5に逆転する感じです。

・部員のゴール いつでも行ける居心地のいいフルサトとコミュニティができて、日常生活が豊かになる。老後や万一の時の移住が選択肢に入るようなフルサトができると最高ですね。住むことに対するセーフティーネットです。

主要メディア

このnoteと、FaceBookページ


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