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私とカキフライ

誕生日が終わった。見事に誰にも会わなかった。

日がな一日、取材の音源を起こし、構成し、文章を書き、リードと見出しをつけているうちに、日付は変わっていた。
なぜかこの誕生日には〆切が3本重なっていた。そしてそれはまだ終わってない(朝までが今日、ということで…)。

そんな年もあるものだ。
去年はどうだったのだろう。もはや思い出せないが、同じように過ごした気もする。

ひとつ変わったことといえば、カキフライを作った。
そう、村上春樹大先生の、あの「1人カキフライ」を私もやってみたくなったのだ。
カキの水気を切り、衣をつけて、ひとりでカキフライを揚げる。
もちろん、タルタルソースもつくっておく。
揚げたてはやっぱりとてもおいしい。
おいしいけど、ものすごく孤独だ。これが村上春樹の境地か。というか奥さん、夫の好物なんだからカキフライくらい作ってあげればいいのに……。

いや、きっと村上夫婦の中には、私がうかがい知れない何かがあり、それはそれでいいのだろう。1人カキフライだって、講演のネタになったわけだしな。うんうん。
というわけで、私もこれからはカキフライを揚げてるつもりで、文章を書こう。じゅわっとサクッと、おいしくなりますように。

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身に余る光栄
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さきやです。札幌生まれ南高育ち。大学は発達臨床心理学専攻。ビジネス、教育分野のライター。著書に『ネットの高校、はじめました。』『Twitter カンバセーション・マーケティング』。共著に『混ぜる教育』。構成協力に『発達障害を生きる』など。趣味は将棋、料理、読書。
コメント (3)
お誕生日だったのですね。
おめでとうございます‼︎
美味しい牡蠣フライのような文章、表現が素晴らしいなと思いました。ジュワッとしみる熱々牡蠣フライ、食べたくなりました(*^^*)
unimamさん、ありがとうございます! いつもおいしいごはんの投稿、楽しみにしてます!カキフライ、やっぱり家で揚げるといいですねー。すぐ食べられて。
おめでとうございます!フォローさせてもらいます。
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