ドストエフスキーの話

こんにちは、さきすみです。
今回はドストエフスキーの話をしていきたいと思います。


ドストエフスキーさんは貧しい人に寄り添ってますよね。いや自分が貧しいからそうしたいだけなのかもしれませんが。
ドストエフスキーさんは晩年貧しい生活を送っておりました。本は貧しさ回避の方法であると思ってます。結構締め切り日に追われていたそうですね。
貧しくて服も帽子もボロボロで〜とか主人公がいつもみずぼらしいです。
塾の講師やるのにもスーツとか拵えないといけないから、でもその金がない、家の金も払ってない、貰っても酒で使い果たしてしまうという負のループを繰り返してます。
みずぼらしさトップはラスコーリニコフですね。
それ以外は自分の人柄で食べ物恵んで貰えたり、お嬢様から好かれたりと意外と貧しくなさそうなので。

最近読んでる死の家の記録はドストエフスキーの死刑になった話ら辺のところを綴っていますね。
主人公が妻殺しで捕まるも全くその話を主人公がしてくれないと思っていたら、主人公がドストエフスキー自身に代わっていたらしいんですね。
へー途中で主人公のキャラ変してもいいんだ〜って思いましたね。

白痴でも死刑になったことについて主人公の友人談ということで語っていましたが、ぎりぎりで死刑が無くなることもあるのかと思いましたね。時代は誰の時代なんでしょう。(皇帝の話)

その時起きた事件を参照に本を書いているらしいですね。罪と罰はそうですね。

ツルゲーネフさんとかと仲が良いようで悪いそうです
金を借りていたそうです。そうツルゲーネフさんは金持ち。
ツルゲーネフさんを登場人物に入れて罵倒していた回もあるそうです。多分悪霊だと思う。
マジあったら見たい、話によるとみんな死ぬらしい。
ツルゲーネフさんすごい怒ってたらしいですね。
でも最後の最後ドストエフスキーさんがプーシキンの演説をした時和解したみたいですね。その後すぐドストエフスキーさんは亡くなってしまいますが。

何故ドストエフスキーが貧乏で、ツルゲーネフさんにお金を借りるくらいになっているのかご存じですか?

本を書いててさぞかし稼いでるんでしょうと思っておりますか?
ドストエフスキーさんは酷いギャンブル中毒でしてね、金を全部投げ出してしまう方だったんですよ。
賭博者ですごい事細かにギャンブル中毒の人の描写をしています。
自分がそうだから、主人公に投影できるんだろうなぁと思います。

世界のどん底みたいな人の本を読んでいると、まだ私はマシな方だと思えてきてしまいますね。
私は華やかさを書くトルストイさんよりも事細かに暗いことを書いてくれるドストエフスキーさんの方が好きですね。

死刑なんてめったに経験できないじゃないですか、ドストエフスキーさんは死刑をどう思っていたんでしょうね。
すぐ死ねるなら助かるって思っていたんでしょうか。
白痴の中の死刑の話では生きられたら1分1秒たりとも無駄にしないで過ごすみたいなことを言ってましたね。

ドストエフスキーさんが描く恋愛描写は重々しい嫉妬系か神聖なスピリチュアルな恋愛のどちらかですね。
白痴はものすごく人間味がありますが、罪と罰とかはスピリチュアル感が強いです。

そしてあるあるは人が死にがちです。
死ななかったのは私が読んだ中で賭博者と地下室の手記、ぐらいですね。
まだまだ読みきれてないんですよね。
ドストエフスキー最初の方とカラマーゾフの兄弟とかも持っているんですが前半読んで終わってます。いつか読みます。
死の家の記録とかも10月に買ったのに読みきれてませんね。
しかし、先に亀山さんの著を読んでしまいました。そしてネタバレされてしまうという。

亀山さんは東京外語大出の東京外語大学長をやって今名古屋の方の大学で学長をなさっています。
第二のドストエフスキーだと私が認めました、二代目ドストエフスキーさんです。
ドストエフスキーが大好きすぎるので亀山さんは、もうドストエフスキーになってください、お願いします。
カラマーゾフの兄弟の新版とか書いていらっしゃるんで見てください。(私は安くなってたら買おうかなぁという感じです。亀山さんをいじめてるぅ)

亀山さんの授業を受けてみたいですね。
今絶対そういうのやってないと思う。
多分自分は人生で一番この時がドストエフスキー充実してるとか思って、翻訳してそうというのが私の予想です。

私亀山さんよりドストエフスキーデビュー早いんですよ。
私中学2年生ですけど、亀山さんは中学3年くらいだったので。
でも能力は亀山さんの方が50倍上です。すみませんでした。

以上です。

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