見出し画像

今年のまとめ。

なんとなく書いてみようと思ってイラストをつくったものの、まったくまとめ感がなくて自分でびっくりしました(笑)。でもせっかくつくったのでこのまま進めたいと思います。

●「BKK:宇宙監獄の5人」について

今年は5月に初めての自作マーダーミステリー「BKK:宇宙監獄の5人」のテストプレイ版を公開しました。

これまでに4卓ほど成立しているようで、アンケートの回答をいただきました。ありがとうございます! おかげさまで修正の内容が固まってきたので、来年中には正式に公開できるかと思いますが、オープニングや遊び方をまとめた動画の準備や、仕事との兼ね合いもあるため、下半期になってしまうかもしれません。そのためテストプレイ版はもうしばらく公開しておきますので、もし興味がありましたらご協力よろしくお願いいたします。

ちなみに、これまでの卓では特に大きな問題は発生せずに最後まで遊べているようですので、テストプレイ版ではありますがそのあたりは安心していただいていいのではないかと思います。内容自体もおおむね好評だと(自分的には)捉えています。その他、詳しくは以下の記事をご覧ください。

●peepでの連載について

去年から引きつづき、たくさん書かせていただきました。読んでくださった皆様、ありがとうございます! 今年は「先生は神様です」の連載を終えたあとに、人気作「マーディスト ―死刑囚・風見多鶴―」のスピンオフ作である「マーディスト ―ターミナス―」を書かせていただき、私自身も大変楽しかったですし勉強になりました。

最初にお話をいただいたときは、ちょうど次の企画を考えていたタイミングだったので「やりますやります!」と飛びついたものの、あとで我に返り不安になったりもしましたが、半田先生からいただいた原案を見た瞬間に「あーこれをいちばんうまく書けるのは確かに私だ! 私にやらせようと思った担当さん天才!!」と前向きになりました(笑)。それくらいものすごく私に向いた題材で、大好きな屁理屈をこね放題だったので、すぐにお話のイメージが浮かびました。実際にうまくできたのかどうかは、ぜひ読んで確かめてみてください😉

連載中は、2エピソード(10話)ずつ内容を考えていたこともあり、今の自分と、過去の自分と、未来の自分と、担当さんと半田先生、5人体制でつくっているなーとずっと思っていました(気分的にはひとりリレー小説に近いです)。特に半田先生には、プロットや下書き段階での内容チェック・多鶴さまの口調チェックだけでなく、演出のアドバイスなどもいただき、大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました!!!

そうそう、原作の「マーディスト ―死刑囚・風見多鶴―」は今月小説版が出たりコミカライズ版が出たりとますます盛りあがっておりますので、まだ触れていない方はこの機会にぜひお手に取ってみてください!

●ウェブトゥーンについて

前回の記事でもちょっと書いていましたが、ウェブトゥーンの原作をやってみたいなと、年の途中から勉強を始めていました。来年には何か成果物をお見せできればいいなぁと思っていますが、今のところはなんの報告もありません。じゃあなぜこの項目を入れたのかというと、勉強のために読んでいるうちにハマった作品を紹介したかったからです(笑)。(ただのファン)

最初にハマったのは、こちらの「ノブレス」でした。普段アクション漫画はそんなに読まないんですけど、とても先が気になる作品で、かなり長いのですが一気に読んでしまいました(アニメもあとで観たい)。キャラもいいし小ネタもいい! 群像劇でありながら、実は主人公がいちばん何を考えているのかよくわからんところもいいです(笑)。ラーメンが伸びるのを待ってるのがかわいい。いろんなところで絆が発生するタイプは読み応えがあっていいですね。

余談ですが、私は「COPPELION」も結構好きでして、「ノブレス」を読んでいるうちに、これってタイプとしては同じなのではないかと気づいたんです(もちろんパクリという意味ではありませんよ、念のため)。なので途中から「次は何係が来るんだろ?」と思いながらノブレスを読んでいました(笑)。というわけで「COPPELION」好きな人には特におすすめかも。

こちらも人気作なのですでに読んでいる人が多そうですが、最近連載再開した「再婚承認を要求します」も本当に面白い! ムカつくキャラの描き方が見事としか言いようがなくて、私は毎回コメントまでチェックして楽しんでいます(笑)。ナビエさまにはしっかりと幸せになっていただきたいですね!

こちらの「生まれ変わってもよろしく」の作者さんは、絵柄も好みだしストーリーも本当に巧みで、人を泣かせるのがお上手😭 この漫画があまりに好みだったので、前作の「ワンダフルライフ」も読んだんですがそちらもすごく面白くて大満足でした! その後書きによると、元々恋愛モノは描いてなかったようですが、すすめられて描いてみたらヒットしたそうな。でもファンとしては、日本では掲載されていない過去の恋愛モノじゃないのも読みたいので、ぜひローカライズをお願いしたい……!

ここまではLINEマンガから3つ選んだので、次はピッコマから3つ選びますね。

主人公が子どもの作品はいろいろあるのですが、私が特に好きなのは「怪物公爵と契約公女」です。レスリーは素直でかわいいし、公爵はめちゃくちゃかっこいい!(女性です) 成長してからもダレることなく、背後にずっと緊迫感を感じたままお話が進んでいる部分も非常に好みです。最近は恋愛要素も出てきて本当に先が気になります。

普段からショタ好きを公言しているので(笑)、選んでおかなければならないのが「公爵家のメイドに憑依しました」。子どもの頃のリアンドロはほんとショタらしいショタでかわいいんですけど、成長したあともなんだかんだで子どもっぽい部分が抜けきらずにいるところがとてもかわいいと思います! これを読んだらオネショタ好きな人の気持ちがわかるかもしれない?(笑)

花嫁選考会モノもいくつかありますが、個人的にはこの「プリンセスオーディション」に注目している――というか、勝手にシンパシーを感じています(笑)。(私がpeepさんで書かせていただいた某作を読んでいたらわかるかも) ストーリーをグッと面白くする要素が序盤でなく少ししてから出てくるので、20話くらいまでは読んでみてほしいなと思います。

おすすめ紹介は以上です!(早くアップしないと年をまたいでしまう!笑)

ところで、ウェブトゥーンをいろいろ読んでいて、改めて気づいたことがあります。自分は読者としてかなりスロースターターなタイプのようです。最低でも20話くらいは読まないと、面白いかどうかが判断できない……ひどいときは100話読んでから「あ、これ面白いかも」となったこともありました(笑)。

なので、よく最初の無料3話で読者を引き込めないとダメとか、つくる側は言うし言われるんですけど、個人的にはあんまりそうは思っていなくて。3話で見せられるのは、これから紡いでいくストーリーの一部の要素しかないので、その時点で好きかどうかは一応の判断はできるけれど、好きなものが面白いとも限らないし、苦手なものがつまらないとも限らない。それに、多くの作品は本当に面白い要素を後ろに隠しているのです。

たとえば異世界転生モノだと、だいぶ経ってから実はライバルも自分と同じく前世の記憶を持っていた!と出てきたり、ループモノだと実はあの子もループ前の記憶があった!と出てきたりするんですけど、そういう要素が出てから格段に面白くなることもあって、序盤だけではとても推しはかれないんですよね。

その点を考えても、序盤の3話無料だけじゃなく、ある程度の分量を1日待てば読ませてもらえる仕様は本当に素晴らしいと思うし、読者として非常に助かっています。序盤を読んだだけで面白い!と感じることができないタイプの人間には本当にありがたいのです。こう書くと、それは作品が実際に面白くないからではないか?と疑問に思う方もいると思いますが、誤解のないように言っておくとそうではありません。世間一般的に最初から面白いとされているものを見ても私は同様の反応をします(笑)。明らかに、自分がその作品の楽しみ方を理解するのが遅いせいなので、序盤でピンと来なくても読み進めているうちに「面白い!!!」となることはたくさんあります。困った性分ですが、でも案外私と同じタイプも結構いるんじゃないかな?と予想しています。みなさんはどうですか?

――と、最終的になんだかとりとめのない話になってしまいましたが、タイムリミットも迫っているのでこれで終わりたいと思います。ここまで読んでくださり、ありがとうございました! よいお年をお迎えくださいませ~。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?