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フィリピンでの子育てって実際どうなの?

アフターコロナの今、どんどん日本人が周りに増えています。

わたしは大学時代にフィリピン大学に1年間留学し、2016年にフィリピンに移住し、現在、2人の娘と彼と暮らしています。

他の国に移住しようか~?

という話を、彼とすることもありますが、なんだかんだフィリピンが好きで、まだ具体的に話を詰めてはいません。

フィリピンは生ぬるいんです。

うちは共働きなので、周りの駐在妻さんたちから「大変ですね~」とか、日本にいる家族から「仕事しながら海外で働いていてすごいね~」と言われます。

実際、「大変」とは全然思っていなくて、反対にに「こんなに楽していいんですか!」という感じです。

もしいま育児や仕事でいっぱいいっぱいになっているなら、ぜひフィリピンの暮らし方を生活に取り入れてみてください。



まずわたしが気に入っているのは、ベビーシッターさんを安価に雇えることです。

住む場所によって値段は安かったり高かったりですが、メトロマニラだと1万ペソ(2.5万円)~1.2ペソ (3.1万円) /月くらいで雇えます。

地方に行くともっと安いです。6千ペソ (1.5万) /月くらいで雇っている人もいます。交渉次第でいくらにでもできます。

アフターコロナになってからは、少し相場が上がった気がしますが・・・。

わたしは物価の高いエリアにいるので、2万ペソ (5.1万円) /月くらいで雇っています。通いではなく住み込みです。

食事も、掃除も、育児も、まかせられます。

ベビーシッターというと子供の世話だけと思われますが、掃除、洗濯、料理など家事全般をやってくれます。

食事はほぼフィリピン料理。フィリピン料理が嫌いな人は、自炊するか、作り方を教えてあげないといけません。

わたし達のベビーシッターは料理が大好きで、日本食もどんどんトライしてくれます。フィリピン料理は塩辛いものや油っぽいものが多いのですが、彼女はその辺を気を付けてくれます。

わたしの彼はフィリピン料理が嫌いなので、初めの1年くらいは彼女の作る料理に文句を言ったりしてました。

最近では、彼の気に入りそうな料理を率先して作ってくれるので、彼も喜んでいます。

すべてのベビーぢったーがこんなに優秀ではないので、雇う時にちゃんと能力を見極めないといけないですけどね!

もちろん、雇い主はベビーシッターさんの健康に気を付けてあげないといけません。

中には24時間、子供の面倒を見させている家庭もあります。寝るもの一緒。

うちは子供が2人いるので、さすがにそれはやりません。働きすぎはよくないですからね。

毎日、午後6時ごろにわたしの仕事が終わったら、あと休んでもらいます。外出も自由にさせています(外出を禁止している家庭もあります)

体調が悪くなったら休んでもらう、健康的な食材を買っておく、など常に気を付けていてあげないといけません。

日本人が雇い主だと、躊躇してハッキリと言ってくれないフィリピン人もいます。ちくいち「大丈夫?」「どう思う?」等と声をかけてあげています。

ベビーシッターさんを雇うと、ストレスも同時についてきます。

もちろん、他人と一緒に住むのはストレスもあります。特に日本人とフィリピン人は生活習慣で違うこともたくさんあるので、お互い理解して認めることが大切。

他人と一緒に住むことに抵抗があるから、通いのベビーシッターを雇う日本人が多いです。

もう一つのストレスは、お金です。

給与の交渉だけならよいですが、「お金を貸してほしい」「前倒しで給料がほしい」などいろいろと相談を持ち掛けられます。

ここはバウンダリーがとても大切。全部を「はいはい」と渡していては帰ってこないこともありますので。

お金を貸すなら、返ってこないと思って渡してあげます。時にはNoとはっきり伝えないといけません。わたしはNoというのが苦手で、何年も苦しみました。



色々お話ししましたが、まとめると「人にお願いすることは大切」ということ。子育ては全部自分でできないし、働いているとなおさら。

子育ては幸せなこと。

でも忙しすぎると幸せはどっか行っちゃいますから、任せすぎるくらい任せて、自分の時間、夫婦の時間も大切にすることが大切。

わたしは任せるのが苦手なタイプなので、「こんなに任せていいのかな・・・」と無意識な自分が考えます。でも、「まかせちゃえ~」と軽い気持ちに無理やり切り替えます。

育児はがんばるほど、燃え尽きますからね。

それでは、今日はここで終わりますね❤

今日もよい1日をお過ごしください。


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