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「自分を生きる」をつくり出していく人でありたい

傷つくことも恐れることもももがくことも希望も心が震えることもぜんぶひっくるめて「私を生きる」をつくり出していく人でありたい。

この想いが自分の中で確かなものに変わり、ことばにできるようになっていったのは、ごく最近のこと。

2020年2、3月頃は自分のステージの変化に対する恐怖とそれでもやりたいという気持ちと、ほんとうにできるのか、必要とされるのか、自分に対する疑いと、、いや、これから私がやろうとしていることは、もしかしたらもっと根本的な自分の人やものごとに対するあり方や姿勢そのものを変えていかなければならない、覚悟を決めなければならないことで、、それをほんとうに自分はやるのか、できるのかと、

上手なことばにならない気持ちがぐるぐるぐるぐる自分の中をめぐっていました。

変わりたい、超えたい、踏み出したい、でもなぜか怖くて足が止まる、足が竦(すく)んでいる自分がいる、、

私は何にこれほど怯えてるんだろうかとか、

何をそんな大袈裟にことを考えてるんだろうかとか、

ことばにならないぐるぐるした気持ちと同時に、もうひとりの冷静な自分が客観的に自分の心を分析しようとする、

そんな悶々とした時間を過ごしていました。

でもそんな中で決めたのは、自分は自分に対して何もかも隠さない、自分の中で起こっているしょうもないことも自分の嫌なところもコンプレックスだと思ってこれまで見ないようにしてきたことも、全部ありのままこの際傷口を自分からえぐって徹底的に向き合ってやると、心を決め、たくさんたくさん自分に向き合い、問い、考え、答えを出していった時間。

日々の暮らしの中で、そのことに思いが巡り、涙が溢れてくることも、毎日のようにありました。(洗濯干しながら泣いてたり。情緒不安定過ぎ笑)


私は今、irodori Branding株式会社〈自然体のままで「売れる私」に変わるナチュラルブランディング〉でクライアントのみなさんのサービスや商品のブランディングをしていくブランディングプランナーの仕事をしています。

私が「ブランディング」ということばに出会い「個性を際立たせその魅力に光を当ててファンをつくる仕事」という存在に出会って雷に打たれたみたいに衝撃を受けたのは、今から1年半くらい前のこと、2018年の秋の頃でした。

自分の中の想いが確かなものとして、ことばにできるようになったのは、ここ数ヶ月のことと言いましたが、

「私が探していたのはこれだー!」と、そのときからだが震えるほど思うくらい、実はもう10年以上前の大学生の頃からそれまで、やりたい、実現したいと沸沸と自分の中だけで思ってきたことがありました。

これからの時代は王道の幸せとか決められた正解の道はない。
長い人生の中のそのときどきの自分のステージに応じて自分の意志で道を選び取りながら生きていくことが必要になると心底思った約15年前の大学生の頃。

その頃からずっと漠然とその方法が知りたいと思っていました。

人は自分が何に生きたいのか、
自分がどう生きれば心から幸せだったと思う人生になるかを自分で知っている必要がある、自分の中に軸を持っておく必要がある、

自分の価値は何か、どうつくっていくのかを考えていく必要がある、

でもそれを考えてわかったところで、どうすればみんながそれをビジネスや自分の人生に直結する自分がする「仕事」に結びつけていける?
自分の選択に結びつけていける?

このテーマがずっと心の中に漠然とあり、大学を卒業してから、私は中高一貫校で「生きる」を考えることを伝える、倫理の教師に。

その後は結婚して退職したのをきっかけに一転、一般企業の学校法人向けの企画開発営業部にて経営者向けの法人営業の仕事を通じて鍛えられ、ビジネスを学んでいきました。

そんな中、出産を経て次のキャリアを模索しているときに出会ったのがブランディング。

「何に生きるのか」を考えることに興味がある私と、お金を生み出していくこと「ビジネス」「仕事」に興味がある私。

ブランディングは一般的にはマーケティングの一つですが、
一見つながりのない、自分の本能で選び取ってきたこのふたつのキャリアは、私の中では無意識にひとつの繋がりがあって、これまで自分でも明確に人に説明することができなかったことをはっきり結びつけてくれたのが、「ブランディング」だったのです。

ずっとここをつなげることをしたかったのだと。ここを明確につなげる役割を果たしてくれるものがある!ということがそのときの私にはほんとうに衝撃でした。

人が、自分の意志と価値を自覚して、自分を生きていくを実現できる方法がある、と。



自分の人生を捉え、自分を信じることに覚悟を決めて、自分で選んだ道を進む。
それが正解かどうかなんて誰にもわからないし、それすらも自分で決めることなのだと思う。

今やっているブランディングプランナーの仕事は、決して大袈裟ではなく、その人が自分の人生をかけたものを、その人が「こうして自分を生きる」と決めたことを、全身全霊でいっしょに生き、その価値や魅力が最大限輝くことを実現していく仕事で、それは重い。

その人がその人の魅力を発揮し実現していくことを、その人以上に信じ、共に歩むことは、

私自身もそれ以上に「自分を生きているか」を問われているし、自分がその人の想いに対峙するに値する人間か、勇気づけられるあり方をそもそも自分がしているかを自分が自分に問うてくる。

正解のないこの時代の中で、何をどのように思い、考えて、自分だけの道を見出し歩んでいくか、ナチュラルブランディングでの関わりや私自身の中にこれまであたためてきたことや日々の想い、葛藤やきれいごとばかりではないこと、それでも希望を見て前進するこれからのことも含めて、私自身の「自分を生きる」を綴っていこうと思います。

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