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自分が自分にかけ続けている言葉

一瞬の出来事で走馬灯みたいに自分の中を日頃の自分の言葉が走った。



何がこんなに違和感なのか。
いつからこんなに絡まっているのか。


好きなことをやっているはずなのに、心も体も縛りつけられてるみたいにいつも重いと思ってた。


少しずつ少しずつ、紐解いていった時間。

毎日「はっ」とする気づきの連続でパズルのピースを一つ一つはめていくような感覚の連続だった。


ほんとはずっと薄々わかっていたのだけど、でも一方で全くと言っていいほど全然認識できていなかったというか、結局何もわかってあげられてなかったんだ私は。自分のことを。ー



最初に気づく発端の入り口になっていったのが、家族3人で夜、道を歩いて家に帰ってるとき。


3月くらいだったか、まだ春先の肌寒い頃。

ほんの一瞬の出来事だった。


確か18〜19時頃だったけど、季節的にも日はすっかり沈んであたりは暗くなっていた。


わが家は海のすぐそばに住んでいる。


その日は、外で食事をして、みんな楽しい気持ちで、途中のお店でお菓子か何か家で食べるおやつも買って手に持っていた。(アイスだった気がする??)パパさんと4歳息子くんと楽しく話しながら家路を歩く。よくあるわが家の光景。


家に近づいてきた頃。
海からの風も気持ちいいなとほんの一瞬ふと感じた瞬間、
4歳息子が

「ねえねえ、海に行ってアイス食べよー!✨✨」

と楽しそうにはずんだ声で言った。

その言葉にすかさず私は

「こんな日に海でアイスなんか食べたら体冷えるよ、
明日も(幼稚園)あるからもうおうち帰るよ」

って応えた。

そう自分の口が動いた瞬間に、もう一瞬で、なんなら言いながら自分で気づいたよね。


自分でも気づいたし、同時に隣にいた夫にも言われた。


「、、別にいいじゃん。楽しそうだから。海で食べても。」


あ、おっしゃる通りですね!!ってすぐ思ったw
なんで私はそんな返答した???

パパのことばは、子供にいやいや家帰るよって言った瞬間に、自分に対して自分がツッコミを入れた言葉そのままだった。

そして、そのまま連続ではっとした。

そこから自分の中で走馬灯みたいにこれまでのいろんなことがばあーーーっと頭をよぎっていく。(走馬灯見たことないけどw)


海からの風が気持ちいい、、
夜の海に行ってみんなでちょっと寒いねって言いながらアイス食べるなんてちょっとわくわくすらするよね!


本当はそう思ってるのに、口ではそんなことしてちゃだめ、さっさと帰るよって言った自分がいたこの違和感。。!!ww


そうだ、日頃から日常の中から最近ずっっとだ。
この「反応」。


もはや思ってるか思ってないか確認もせず、
子供が何かしたいと言った時
子供が何か欲しいと言った時、、
いや、子供だけじゃない、、
パパにもだ、、ww


私はいつも、「反応」してる。
「反射的に」それのネガティブな側面を一瞬で捉えて言葉にする。

そんなことしてちゃダメだよ
そんなことしたらこうなるよ
そんなことしたら、、こんなよくないことになるよ

😱😱😱

そして、当然、気づいて鳥肌が立った。

それは子供や家族にだけではない。


何よりも、その言葉をいちばん多く耳にしたり、
浴びているのは他でもない自分自身だ。。。

自分が何かしたいと思った時、
自分が何か欲しいと思った時、
自分が何かを願った時、
いや、そんな何か特別なときだけじゃない。
人と話をしているときも、
自分がつくったものを誰かに見せるときも、
人に何かを伝えるときも、
何かを選ぼうとするときも、


ここ最近の私はずっと自分にこれをやっている。。。

それは、身動きがとれなくなるはずで、
動いていこうとか進んでいこうとかする自分の足を常に引っ張り続け、自分を押さえ込もうとする働きをしている。

それは呼吸ができなくるはずだ、、

こんな自分に気づいて愕然とした。

そりゃ苦しくなるなと。



子どもにかけている、自制することばは、なによりも自分が自分に小さい頃から必死でかけ続けていることばだった。

人に対して感じたり思ったりするネガティブな思考は、結局、いつも自分が自分にかけている思考だしことばだ。

それがいいとか悪いとかいう以前に、そのことにまずは気づくところから理解がはじまっていく。

私は、このとき、自分が自分にずっと浴びせ続けていることばに気づいたことが、その後の芋づる式にいろんな気づきにつながる間違いない衝撃の気づきの発端だった。


この状態から自分を解放していってあげることが絶対必要と。


だけど、その後もうひとつ。
私はこうして自分を自制し続ける自分とは、正反対の自分も同時に自分の中にいることに気づいていくことになる。
そしてここもめちゃくちゃ私自身が楽になる、とっても大切なキーポイントだった。
 
また次回。


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