【心が動いたモノ】ゴルゴンゾーラとイチジクのニョッキ
そこは、
いつも心踊るメニューがあるビストロ。
食材の旬を大事にされているようで、久しぶりに行くとメニューがガラリと変わっている。
3月の上旬、〆に頼んだのは、
「ゴルゴンゾーラとイチジクのニョッキ」
2人で行って一皿オーダーしても、最初から別々のお皿で提供してくれる心遣い。
手作りニョッキの、柔らかいお餅のような心地よい食感。
ゴルゴンゾーラのコクとニョッキのモチモチが食欲を満たし、
青カビの香りとイチヂクの優しい甘みが素晴らしいハーモニーを奏でる。
以前、夏に頂いた「ズッキーニ×エポワス×生ハム」のお料理にも感動した。
軽く調理したズッキーニにエポワスを重ね、生ハムで巻いて軽くオーブンで焼いた料理。
エポワスが溶けてソースのようになって、ズッキーニと生ハムに深い味わいを添えていた。
素材の良さを活かした「料理」の最たるものは、私は寿司だと思っているのだけど、
寿司って、鮮魚の切り方で味が変わるじゃない?シャリもすし酢の加減はもちろん硬さもこだわってるしネタとのバランスも絶妙じゃない?シンプルだけど計算されてるじゃない?
なんかね、それと同等の思いを感じたんだよね。作り手のね。
素材の特徴を殺さず、他の素材とのバランスを見極め、食感も無視しない。
ニョッキじゃなくてペンネだったら、これほど感動しただろうか?
シェフのこだわり。
語らずともこの一皿で伝わりました!
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