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ピンから桐まで

ひと月ひと月を季節の花で彩る花がるた。いわゆる「花札」のことですが、1月は松、2月は梅、3月は桜、と続き、9月は菊、10月もみじ、そして12月の花は桐です。

桐は夏を知らせる初夏の花。それなのに12月に桐をおいたのは「ピンからキリ(最後)まで」の語源になった天正がるたに由来するからといわれます。または「これっきり」にかけたともいうけど、そんな洒落を言いたがるのも、新年を待つ心の弾みがあらわれたようで、人間味があっていいものです。

さて、今日で御用納めの方も多いことでしょう。長かった一年、あわただしく短かった12月から、やっと解放される今日の日。おつかれさまでした。どうぞ、良い一日をお過ごしくださいね。今日もいちりんあなたにどうぞ。
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キリ 花言葉「高尚」

鳳凰に桐。

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