かれる山咲かせたろ

ここは、1つの分岐点です。

次のゆめゆめにいく
1つの出来事が起こります。

まだ台本のページがないころ
(大体いつもそう)
役を獲得できるオーディションがありました。

ぼくは既に利家の
役を与えられていましたが
出番がなかったので
オーディションで
五右衛門をやります。

そう、五右衛門を奪おうとしました。

この五右衛門オーディションは
かべたんも参加していました。

西田さんからの言葉を忘れません。

奪ってやれ

この時に、初めて西田さん直々に
演技の解説がありました。

まさに、ぼくとかべたんは
演出の、いや西田さんの
考えていることや
お芝居の繊細さを
全て教わりました。

その情報量と
繊細すぎる芝居に
圧倒されました。

でも、それよりも
喜びと興奮で
震えました。

期限は24時間。

24時間後にオーディションです(笑)
むちゃくちゃですよね。
でも、燃えました。

そもそも、なぜぼくと
かべたんだったのか。

実は他の役も
稽古場で
やっていたからです。

五右衛門の仲間の
名前は忘れましたが
忍者やりました。

ぼくも、かべたんも
他の役を任されたときの
ふざけるベクトルが似てるんですよね。
ほんと、馬鹿ができる(笑)
大好きだわ。

そんなこんなで、
24時間後に
オーディションを受けて
良い結果を出したのは
間違いないです。
自分でいうのもなんですが。

あのオーディションは
忘れられないものに
なりました。

本番は、利家と家康で
これまたかべたんと
一緒のシーンがあるんですが
色んな思いがのりました。

オールスターやれて
良かったなー
楽しかったなー
オールスター

そして、このあと
最大のプレッシャー
ゆめゆめに続きます。

また明日。

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