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今回は、私がセルフケアに使用している、フラワーエッセンスについてお話します。

フラワーエッセンスとは、イギリスの医師であるエドワード・バッチ博士によって開発された植物療法。自然の湧き水に花のエネルギーを転写することで、植物の目に見えないエネルギーを抽出したものです。

人間の傷ついた心やネガティブな感情など、目には見えない領域に直接働きかける力を持ち、私達の心の問題を癒す手助けをしてくれます。

無意識の中にいる傷ついたインナーチャイルドを癒すためにも、とても役立つものです。


私が使用しているのは、「ファーイーストフラワーエッセンス」というメーカーで、日本の植物から作られているエッセンスです。

日本人は古くから、豊かな自然の中で生き、四季折々の植物の変化を楽しみながら暮らしてきました。

例えば、日本を代表する文化・和歌には、たくさんの植物の名前が季語として愛されて、日本人の心の機微を表現するのに重要な役割を果たしてきました。また、植物の名前を冠する色の名前も数えきれないほどあります。

春は桜の下でお花見。雨に打たれるアジサイ。金木犀の香りに秋の訪れ感じ、萩の花とともにお月見。冬には真っ赤な椿に白い雪。日本人ならば誰でも、そんな情景が思い浮かぶのではないでしょうか。

日本の植物は、日本人の精神に深く関わり、寄り添ってきたと言えます。

そんな日本の植物のエネルギーを抽出したファーイーストフラワーエッセンスは、日本人の絶望感や罪悪感を癒す力を持つ、日本人向けのエッセンスです。


私が子供時代を過ごした家には広い庭があり、私の祖母が育てた、たくさんの花や木がありました。

敷地の入り口には梅の木があり、毎年、小学校の入学式の季節に花が咲きます。家族そろってこの梅の木の前で写真を撮ったことはいい思い出です。

それから、椿や茶の木は私の遊び相手でした。茶の木に三角形の実がつくと、私はそれをブチッとむしり取り、中身をほじくり返して遊ぶのが好きでした。椿の花がまだ蕾の時に、まだ小さくて色の薄い花びらを一枚一枚剥いていく遊びもしました。今思い返すと、椿にも茶の木にも、悪いことをしたなぁと思います。

それから、家の裏手の林の中、昼間でもじめっとして薄暗い場所には、春が近づくと水仙の花がたくさん咲きました。薄いクリーム色と黄色いラッパのような花びら、学校へ持って行って、教室に飾ったこともあります。庭の隅に咲くカタクリの花、りんどうも大好きでした。


ファーイーストフラワーエッセンスでは、子供の頃に親しんだ植物のエッセンスがたくさん扱われており、だからこそ、私にとてもよく合うのだと思います。

庭の花や木は、子供の私を優しく見守り、慈しんで育ててくれました。そして今、フラワーエッセンスという形に姿を変え、場所も時間も超えて、私を助け、支えてくれていると感じるのです。

そんなことが本当にあるの? と思うでしょうか? 私は、あると思います。

私達はこの地球という大地に足を下ろして生きています。植物も大地に根を張ります。大地を通して、私と植物は繋がっている。だからこそ、フラワーエッセンスの力が心に届くのではないでしょうか。


インナーチャイルドセラピーのセッションを受けてくださった方に、それぞれの相談内容に合わせたフラワーエッセンスのおすすめをさせていただいています。インナーチャイルドのケアに、ぜひ役立ててください。



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