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こんなに待ちわびた春はない。

私の住む街にも、ようやく春が来た。
何年か振りでここで過ごした長い冬。今年は雪も多く、本当に寒かった。
冬が長く、寒く、そして母との先の見えない治療生活が続いたこの数ヶ月を経験したからこそ、春の訪れが本当に嬉しい。

今日やっと、桜が咲いた。
まだまた寒い日も多いし、ストーブも消せないけれど、この待ちわびた桜を
この春は存分に愛でようと思う。

今日はGW前最後の診察日だった。
婦人科と泌尿器科。
泌尿器科では手術前に入れたステントを取る処置をしてもらった。
ここ最近、婦人科と泌尿器科に加え、皮膚科、脳外科と診察のオンパレードだったが、
ステントが取れた為泌尿器科からは一旦卒業となる。

普段は余計なことをあまり口にしない婦人科の主治医が珍しく、
「1歩前進ですね」と言ってくれた。
これからも一つ一つ、良くして、クリアにして進んで行けたらいいな。

今回5クール目で、6クールで一区切りと聞いていたが、
本当に6クールで抗がん剤投与が一区切りつくのかどうかを確認したところ、
6クール終了後にまたCTを撮り再評価するとのことだった。

本当に6クールで終えていいのか、
何を基準に終えるor続ける、ということを判断するのか?など、
よくわからないことも多い。
主治医、セカンドドクターにも確認して理解したい。

母は、6クールで終わるのであれば、
8月から職場復帰も検討している。
ただ、6クールで終わってもアバスチン単体での投与は16クールまで続いていく。
アバスチンだけになった時に副作用がどれほど出るか、
その副作用でも仕事ができるかどうかを
確認してみてから復帰したいと考えている。

次回6クール目の投与は5/7で決まった。
ひとまず、このGWは体も心も回復し、
桜も楽しみながら生活出来そうだ。
少しでも、楽しく明るい時間になればいいな。

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