関西電力病院の先生を受診。今の治療方針で問題なし、との太鼓判。
大阪滞在の目的は、セカンドドクターのナオミ先生に関西電力病院の先生を紹介してもらい受診することだった。
紹介された先生は、リンパ節転移に詳しい方のようだった。
どうやら卵巣癌の中でもリンパ節に転移していくタイプは珍しいらしく、(お腹の腹水が溜まったりする人の方が多いらしい)転移しているリンパ節がどうなっているのか、手術できるならしてほしい、と私は考えていた。
一度受診してみなければ、手術できるかどうかもわからない、とのことだったので足を運ぶことにしたのだ。
結論、今は手術をしなくても良さそう、ということがわかった。
本当に物腰柔らかで丁寧な先生で、詳しく話を聞いてくださり、丁寧に超音波検査をしてくださった。
母曰くこんなに丁寧に超音波でみてもらったのは初めてだという。
私も、超音波検査でそこまで現状把握が出来るものかと驚いた。
超音波検査の画像をもとに説明してもらったが、母がもともと手術前に転移があるとされていた複数箇所のリンパ節は今全く腫れておらず、良い状態であることがわかった。
手術、その後の抗がん剤で、ここまで落ち着いたのだろう、ここまでの治療は良く出来ていて、よく治ってますよと言って頂けた。
その先生曰く、ガンは放蕩息子のごとく、体内にいても、うまくコントロールして暴れさえしなければ、大丈夫。患者さんにその力があれば、暴れさせずに抑え続けコントロールし続けていくことは可能。高血圧も糖尿病も、一度かかったら薬を飲み続けて抑え続けていくように、ガンも抑えコントロールし続けていく病気。一緒。とのこと。
今のところ、本当にこれまでの治療が奏功している、と太鼓判を押してもらったような気持ちになり、安心して少し泣きそうになった。
それを知れただけでも、無理に無理をして大阪まで来てよかった。
一方で、やはり今の主治医との関係性はもう少し改善の余地があるようにも感じた。
主治医からもリンパ節は腫れていないと言われてはいたが、こちらが聞かないと説明はしてもらえず、本当に今は大丈夫な状態なのか?と不安だった。
主治医との信頼関係の作り方なのか、コミュニケーションの仕方なのか、そのあたりをもう一度見直さなければ、今後も続く治療をどこまでも不安と隣り合わせで行かなければいけなくなる。
思わず、あぁこの関西電力病院の先生が主治医だったらどんなによかったかと思ってしまったけれど、無い物ねだりをしても仕方ない。
今の主治医と母が、安心してやりとりが出来るような状態に持っていけるように、考えなければとも思わされた。
いずれにせよ、今の治療方針は間違いないと分かった。引き続き、このまま治療を続けていこう。
受診中、大阪のベビーシッターさんに遊んでもらっていた息子。初対面にも関わらず息子と打ち解け、寝かしつけまでしてくれるスキルの高さに驚き。本当にありがとうございます。
今回、初めてベビーシッターサービスのキッズラインを利用した。素晴らしいサービスだ。
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