甘く見ていた発熱。即入院と言われてしまう。

3クール目投与後、13日目。

完全に油断していた。母が入院した。

土曜から続く熱。今朝は37度台になっていたので、「念のため」診察してもらおう、薬さえもらえればいいかな、そんな甘い気持ちで病院に電話をし、診察の予約を入れた。

予約取れるの午後かな?くらいの気持ちで電話すると、「すぐ来て下さい」と言われ、母とアタフタと準備をして向かう。運転は私。

血液検査、尿検査を済ませて、診察。血液検査の結果を見ながら、先生に白血球の数値が下がっていることを言われ、骨髄抑制が今回強く出ている、とのこと。炎症反応も出ている、と言われた。「発熱性好中球減少症」と診断され、即入院。

母と1クール目に熱が出た時にもらった薬を処方されて帰ろう、くらいの気持ちでいたのでびっくりしてしまった。本来であればそのまま入院し、荷物だけを後から家族が届ける形をとって欲しいとのことだったが、そうなると私が息子と2人きりで自宅まで帰ることになる。息子を乗せて2人きりで車を運転したことがなく、お昼寝が中途半端な息子を一人で乗せて帰る自信がなかったため、一旦帰り、今度は父が母を乗せてまた病院に送るという段取りとなった。

母の体調も、熱はあるもののそこまで辛そうではなかったため、油断してしまった。また、抗がん剤も3クール目に入って、なんとなくの慣れのようなものも出てきてしまっていたような気がする。甘く見ていた。

ネットで調べると、発熱性好中球減少症は急いで適切な対応をする必要がある、と書いてあった。そうならば、熱が出はじめた土曜日にでも病院に連絡した方が良かったのかもしれない。

大丈夫だろう、と勝手に決めつけるのは本当に良くないな、と心から反省した。

入院したあとの母からの連絡で、今日午後に39度まで上がったタイミングがあったらしい。入院して良かった。そこまで母が熱が上がったのはこれまでなかったし、看護師さんのついてくれている環境の方が、安心だ。

残念なのは、インフルエンザの流行で、入院患者への面会制限がされていること。荷物の受け渡しも直接は出来ないらしい。母の入院は1週間ほどになると言われている。そんなに長い期間、一人で過ごすのは退屈だろうし気も滅入るだろう。メンタル面が心配だ。


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