QOLが下がっている。

3/20のこと。
4クール目投与後、7日目。

この日は診察日だったが、実は前日昼頃に病院へ連絡した。理由は母が左側の下腹部がじーんと痛い、昨日から痛かった、と言い出した為だ。いつもと違う痛みの訴えだったので電話したが、主治医が手術日だったこともあり痛み止めを飲んで翌日の診察まで様子を見ようということになった。

診察時には痛み止めは効いたようで、それ以降はその痛みは落ち着いたようだった。母は左側のリンパが腫れているため、下腹部の痛みはガンの広がりの可能性もある。久しぶりに内診もあり、来週月曜にCTを撮ることとなった。
状況確認がなによりも大切なので、CTを撮ってもらえるのは良かった。しかし、その先に何か良くない兆候と向き合わねばならない可能性もあるため、内心ずっとそわそわしている。

母の様子
この日4クール目で初めてお腹が空いたが、全体的に食欲はない
手の指先の痛み、浮腫み
左側下腹部の弱い痛み
足のしびれ
味覚の変化
→今回初のこと。味覚の変化というか、口の中がざらっとしたような膜があるような、そんな感じがするらしい。

注射の効果
今回、抗がん剤投与後3日目に白血球数を増やす注射を初めて打った。その効果が出ているようで、この日の血液検査では白血球の欄に数値ではなく「多数」と文字で書いてあるほどだった。骨髄抑制はこれで防げればいいな。

クオリティオブライフ
この4クールから、QOLがかなり下がってしまっているように感じる。おそらく変えた抗がん剤の影響から胃腸系にダメージがあり、食欲がない。それに加えて、口腔内の変化もあり、食が進まない。食べる量が減り、且つ食べる楽しさも感じない、そしてそれにより元気も湧きづらい。というサイクル。いつもなら投与から1週間くらいで食欲は戻ってくるので、食べたいものを食べて、わたしもそれを作ることで母を励ましてきたが、それがうまく作用しなくなってきた今、何だか気持ちも噛み合っていないような、母は本音を隠しているのではないかと思うような、そんな気さえしてきてしまう。

そんな時でも笑いをくれる息子の存在に、本当に感謝。

そして妹も滞在中。全力で息子の相手をしてくれてる。感謝。




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