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“船”は訓読み
今更ながら。笑
“酔ひどれ船”立ち上げ以来、結構な率で「よいどれせん」って読まれます。
正直、認識してもらっているだけでありがたく、いつも特段指摘とかしないのですが。
先日、自分が人様の団体名を間違えて認識してて。
あー、これ指摘してもらえてよかったなぁって思ったから。書いてみる。
命名由来は上の記事の通り、中原中也の翻訳したランボーの詩。
「正確にはどう読むのかしら」と調べたところ、コトバンクやgoo国語辞書などで訓読みだったので、私も倣って「よひどれぶね」としました。
フランスの詩人アルチュール・ランボーの長編韻文詩。1871年作。
作者は当時17歳で、この詩を携えパリに出て、ベルレーヌを驚嘆させ、その筆写原稿により今日に伝えられる。12音節4行詩節全100行。
乗組員を失っていっさいから解き放たれ、漂流物となった貨物船そのものが「私」である。
その詩法が、非人称的、かつ、きわめて動的な見者(ボアイヤン)の視点を可能にしている。
大海、すなわち未知の世界の壮大、華麗、怪奇なイメージに酩酊(めいてい)する「私」の自由の極限に相接して、死が鋭くその姿をのぞかせる。
近代詩の運命の軌跡をも開示する傑作である。他の訳名には『酩酊船』『酩酊の船』『酔っぱらいの舟』など。
ちなみにフランス語では「Le Bateau ivre」らしい。
全然意識してなかったけれど、今度参加する劇団公演の役柄がフランス語を稀に話すので、なんか急に親近感。
公演終わったらランボー詩集も手に取ってみようかな。
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