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今の産院を選んだ理由

もうすぐ臨月を迎えます。
母子手帳と同時にもらった妊婦健診の補助券も残り少なくなってきました。今の産院に通うのもあと数回か、と思うとちょっぴり寂しい。

今回は私が産院を選んだ理由について、詳しく書きたいと思います。

自宅からタクシーで30分以内

私の住んでいる東京では産院が多いため、まずは自宅からの距離で産院を絞り込みました。陣痛が来たときにタクシーで30分以内に通えることを条件にしました。これで3~5つくらいに絞り込めました。

24時間体制のサポート

心拍を確認してもらった名古屋の産婦人科の先生から「夜中に出血したり、破水してしまった時のために夜間診療をやっている病院を選んでね」と言われました。助産院でない限り、多くの産院は24時間体制だとは思います。

麻酔分娩をしているか

自然分娩も麻酔分娩もしている産院を選びました。産院を探していた4月の時点ではどちらにするか決めていなかったので。今は自然分娩で産みたいと思っています。(怖いよ〜)

立ち会い、母子同室、完全母乳など

産院によって立ち会い出産やサポートの方針は様々です。例えば私の友人が通っている産院では、新型コロナウイルス禍でも立ち会いを一度も中止していないそうです。感染状況によって立ち会いや面会を制限する産院がほとんどだと思うので、強い希望がある方は事前に調べておくと良いと思います。

また、産後入院中に赤ちゃんを預けられるかどうかもポイントです。知り合いからは「母子同室だと寝たくても寝られない。体力回復するには別室がおすすめ」と言われました。完全母乳方針か、お祝い膳はあるか、食事は美味しいか、なども選ぶ基準になると思います。

費用

費用は産院によって40万円から130万円くらいまで幅があるのではないかと思います。私の場合は旦那さんが「出産よりも大切な出費なんてないよ。お金がかかっても、さきの安心できる病院を選ぼうよ」と言ってくれたので、費用は気にせず選ぶことができました。出産一時金や会社の健保組合、医療費控除で半分以上は補填できると思います。

建物がきれい

月に1〜2度は通う場所なので、建物が好きに越したことはありません。私は今の産院を初めて訪れた時、外観や受付の清潔感、綺麗さに一目惚れして「ここがいい!」と即決しました。

内診が痛くない

初診の際、内診が全く痛くなかったことも決め手でした。
これまで婦人科検診や心拍の確認など別の産婦人科で内診をしたことがあったのですが、毎回痛くて手に汗を握って我慢する感じでした。でも、今の産院で初めて内診をした時に全く痛くなくて「え、もう内診してるの??」と驚きました。
私は痛みにかなり弱くて(笑)いまだに注射も怖いのですが、今の産院で内診や採血がストレスになったことはありません。

待ち時間がない

妊婦健診の待ち時間は病院によりけりです。
私の産院は妊婦健診の予約枠が10分毎で、会計もほとんど待たないため、早い日には30分程度で終わることもあります。ちなみに総合病院は会計の待ち時間が長いと聞いたことがあります。

選んだ時期は?

妊娠が発覚したのが3月29日、6週に入った頃でした。
直後は引っ越しなどでバタバタしましたが、7週のうちに電話で予約、8週で初診を済ませ、分娩の予約や入金を完了しました。人気の病院は1カ月後まで初診の予約が取れないこともあるので、できるだけ早めに動いたほうがいいと思います。私は最初に訪れた愛育クリニック(広尾)を一目で気に入ってその場で決めてしまいましたが、複数の産院を見学してから決めても良いかと思います。

愛育クリニックの特徴

私は広尾の愛育クリニックを選びました。
35週の妊婦健診まで広尾に通い、36週以降は芝浦の愛育病院に通うシステムです。分娩は愛育病院になります。初期の妊婦健診から芝浦に通うこともできるのですが、私は広尾が歩ける距離だったのと、愛育クリニックの優しい雰囲気が好きだったので、広尾を選びました。予約方法などに大きな違いがあるので、調べてみてください。

最後に

妊娠がわかった3月29日は私の30歳の誕生日でした。
全く予期していなかったので、嬉しさと驚きで頭がぼうっとしたのを覚えています。自分が小説の中に迷い込んでしまったような心地でした。4月1日に東京に引っ越す予定だったので、バタバタと名古屋の産婦人科で紹介状を書いてもらい、新幹線に乗り込みました。

あれからもう半年。
少しずつ大きくなるお腹や身体の変化、周囲の人の優しさに「私は妊婦なんだ」と思う機会も増えたけど、まだまだ実感と言えるレベルには程遠いです。1カ月後、本当に赤ちゃんを産むのだろうか、とぼんやりした頭で考え込んでしまいます。

現実感のない、ふわふわした、でもとても幸せな妊娠生活。残り少ない日々を噛みしめて過ごしたいと思います。

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