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ハワイ旅行の追記④最高な時間と調子に乗るんじゃなかった日焼け

ガイドブックにきれいなビーチがあると載っていて、旅行会社の無料オプションバスも出ていたので、カイルアへ行ってみることにした。

指定されたバスのピックアップ場所は、他の色々なツアーのピックアップ場所にもなっているようだった。
間違えないようにと集中していたつもりだったけど、案の定間違えてしまった。
それらしいバスが来たので、このバスだ!と思い込んではりきってドライバーさんのもとへ集合。
私の他には水着姿のカップルが4組くらい。
一人でも大丈夫。とまたもや念じる。
ドライバーさんが英語でツアーの名前を言っていたが分からず、それでもまぁいいかと気にせずそのまま軽い説明を聞いた。
バスに乗る前に名前の確認をされたが、リストに私の名前がない。
それでもこのツアーがカイルア行きと疑わず、再度ドライバーさんに名前の確認をする。
…まてよ?まさか?
ドライバーさんにカイルアタウン?と尋ねると、ノー!と返事をもらう。
ソーリーと言ってその場を離れた。
早とちりというか、思い込むというか、こういうこともよくしてしまう。
このバスは、どうやら泳ぎに行くツアーのようだった。
だから皆あんな格好だったのか。
恥ずかしい。。でも、もう二度と会わないと思うから大丈夫、と自分に語りかけカイルア行きのバスを待った。

少しして本当のバスというか送迎車が来た。
カイルア行きとすごく分かりやすく表示をしてくれていた。
安心して乗り込んだ。
カイルアにはカイルアビーチ、ラニカイビーチなどがあるようで、ラニカイはアメリカで全米ベストビーチにも選出されたそう。
色々回るならレンタサイクルをするといいと書いてあったが、レンタルするもろもろの勇気がなく、迷わず徒歩を選択。
送迎車の降車場所からカイルアビーチまで徒歩30分くらい、ラニカイビーチは更に遠いとのことで、カイルアビーチへ行ってみることに。

カイルアに到着するとホールフーズマーケットがあったので、まずは飲み物やおやつを調達。
やっぱりハワイのスーパーマーケットは楽しい。
アラモアナショッピングセンターのスーパーマーケットも行ったけど、楽しかった。

地図を頼りにカイルアビーチを目指して歩く。
のんびりしているような雰囲気で、歩いている人はほとんどいない。
車移動が主なのかな。
ジョギングしてる人や、自転車で走ってる人が時々いるくらい。
日中だし、ハワイだし、大丈夫だとは思っていたけど、
海外に慣れていないこと、あまり歩いている人もいなかったこともあって、一人で歩くことが少し怖かった。
途中、ジョギングをしているおじい様とすれ違うことがあった。
グッモーニン!と爽やかに声をかけてくださって、緊張していた気持ちが少しほぐれたのと、見ず知らずの私にも爽やかに声をかけてくれたことが嬉しかった。
何事もなく、迷うこともなく、カイルアビーチに着いた。

カイルアビーチ、とってもきれいだった。
ハワイで泳ぐ予定はなく、靴を脱いで足だけ水につかる。
ハワイで初めて海に入った。
今まであまり海へ行ったことがなかったので、砂浜の感触はこんなに気持ちいいのだと初めて知った。
他の人たちが裸足で海岸線を歩いていたので私も歩こうと思ったけど、
雨が降ってきてしまったので木陰で雨宿り。
少しすると雨は止んだので、砂浜でゆっくりすることにした。
波の音を聞きながら、ただひたすらぼーっとする。
こういうことがしたくてハワイに来たので、本当に最高の時間だった。
カイルアビーチの気持ちよさにこんな機会はないとつい調子に乗ってしまい、ズボンを太ももまでまくり上げ日焼けしてみることにした。
日焼けに知識のない私。
浮かれ気分でやってしまったと、数時間後に後悔することに。

そんなこんなで約3時間くらいビーチでぼーっとしていた。
あっという間の最高な時間だった。
足の日焼けは大して焼けなかったなと思う。この時点では。
帰りの時間を気にしなくて良かったのなら、まだまだぼーっとしていたかった。
帰りもホールフーズでお土産なんか買って、ドーナツ食べてワイキキへ戻った。

ホテルに帰ったくらいから、足に違和感を感じだした。
あれ?あれれ?
足を確認すると、真っ赤っか。
3時間も日に当てたらそりゃこうなるよねと今さら思う。
しかも日に向いていた足の前面だけが焼けていて、変なところで極端に分かれている。
どんどんジンジン。どんどんヒリヒリ。
シャワーを当てるだけでも痛い。
やってしまった。私のバカシリーズ。
冷やして保湿して安静にして、明日は落ち着いていますようにと祈りながらこの日はベットに入った。
きれいに日焼けするのは難しいのだと身をもって知った1日だった。



ビーチまでの道中、かわいい植物が沢山あった。

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