弁当生成ダイアリー

自炊と弁当生成を始めてから1年が経ったので、弁当の近況とかオススメとかを書いていく。献立、もとい章立ては玉子編、野菜編、メイン1-魚、メイン2-肉、まとめ。

さて、弁当を作り始めた当初、ボクは玉子焼きが作れなかった。しかし卵は安くて美味い、栄養価もあるということでスクランブルエッグを積極的に作っていたのだが、やっぱり人間挑戦してみたくなるもので、1か月ぐらいかけて玉子焼きを練習した。そして確か3月ごろだったと思うが、玉子焼きが作れるようになった。その後は砂糖を入れたり塩を入れたり、ケチャップを混ぜ込んだオムレツ風玉子焼きとかのアレンジをして遊んでいて、近頃はもっぱら麺つゆで作っている。麺つゆは偉大にして万能なのでもう1L入りのやつを買って常備するようにした。蕎麦もよく食べるしね。

次に野菜。開始当初は野菜が全くないオワリ弁当だったが、さすがに良くないので冷凍食品で小鉢料理みたいなのを買って詰めるようになった。ほうれん草の和え物とかひじき煮とかのやつ。これは弁当のオカズにする冷凍食品全般から見ると少しだけ高いが、背に腹は代えられないのでずっとお世話になっている。秋ごろまでレギュラーだったが、冬前からキャベツを買うようになったので、適当にちぎって塩コショウを振り、レンジで蒸しキャベツにして弁当に詰め始めた。味は大したことない、というかほぼ素材の味だが、これは恐ろしく安い。1玉で10食分ぐらいになるので1食10円~15円相当でオカズ1品がまかなえるのだ。しかも野菜だから健康に良い。とはいえ毎日は飽きるので、上記の冷凍総菜と50:50ぐらいで使い分けている。毎回ベストを尽くす必要はない、長期的に見てコストを抑えるには継続することが一番大事だ。それこそが本当のベストなんだ。

メインディッシュ。ボクは魚がとても好きなので、初期は魚をよく入れていた。電子レンジで焼き魚が作れる容器が100均に売っており、それを使い潰していた。でももう今は魚は弁当のオカズに入れていない。高いからだ。他の地域では知らないがボクの最寄では塩鮭は1切れ100円(税別)する。他の魚もおおよそ同じ。つまりこれだけで弁当代が100円になるのだ。オカズ1品100円は高すぎる。そういうわけで大好きな魚はディナーや休日にゆっくり楽しむものとなり、仕事の合間にかき込む弁当のメニューからは外れた。100均焼き魚メーカーは半年程度で休日用ツールへと変貌したのである。

メインディッシュその2、肉。生肉を買うなら鶏のささみが一番良い。これもタッパーに入れて塩コショウなり味噌なりで味付けしてレンジで蒸せばいいので楽だ。ボリューム的にも冷食オカズ2品分ぐらいなので、値段も許容範囲。弱点はなにせ肉、日持ちしないところ。日曜日に買ってきて即レンチン、月~金まででギリギリだ。もう少し小分けにして売ってほしいと思うのだがどうしても4食分からしか売ってくれないので仕方がない。使う場合には今週1週間必ず弁当を作り続けるという強い意志と計画性が必要になる。それもあって実は少し前から2軍落ちしている。その代わりに入れる肉、それはウインナーである。健康パワーがた落ち?やかましい、コンビニ弁当よりよっぽど健康だ。ウインナーは結構日持ちするし、量をフレキシブルに選ぶことができるので良い。ついでにそのまま食べれるタイプなら調理も必要ないので詰めるだけで済む。1本15円程度で値段も大きなメリット。近ごろの弁当で肉を入れる場合はだいたいウインナーだ。衛生面もあり、残念ながらタコさんではない。とても残念だが、大人には諦めも大事なのだ。

あとはまあ、適当な冷凍食品を1個ぐらい入れておわり。今日も立派な弁当を生成できた。

ところで、弁当生成を続けていく上で一番大事なことが判明した。それは米を絶やさないことだ。とにかく炊飯して冷凍しておき、米がある状態をキープする。すると不思議なことに、面倒くさくて1日ぐらいサボっても、次の日からまた生成を再開できる。逆に米ストックがない状態だと果てしなく面倒になり、そのまま1週間自炊しなくなることも多々ある。米ありき。米は大事だ、きっとDNAに刻まれているのだろう。なので今日もボクは米を炊いた。明日も生き残ろう、そのために米を炊こう、ご飯を食べよう。

冬は弁当が悪くなりにくいのでラクだな…

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