プリクラの悲劇(？)

私は今まで生きてきた中で何人か好きな人がいました。でも、どの人も叶うことはなく、彼氏もできず過ごしてきました。

そんな私に今年の年始に起きた「プリクラの悲劇」を発散するため、筆を取りました。(スペースでは話したかも…)

2022年元日の昼下がり。
インスタで繋がっていた高校の後輩とDMをしていました。
同じ種類の犬を飼っていたこともあり、たまに話していましたが会ったこともなかったので、ただの後輩という感じでした。

🐶同士会えたらいいねーみたいな話をしてたら、「〇〇先輩に会ってみたいです！」と返信が。
テキトーに返信していると「〇〇先輩、電話しませんか？もっと先輩のこと知りたいです🥺」とか「甘えたいです笑」とか「彼氏候補にどうですか？」ってガツガツ攻めてきました。

そんなこと言われたの初めてだったので、「何でうちの事気になってくれたん？」と聞きました。
答えは「顔投稿してるじゃないですか？それで可愛いなーって一目惚れです😳」と。

ちょうど前月のクリスマス、親友に生まれて初めてメイクをしてもらってその時のプリを投稿してたので、見てくれていたようでした。
その後、LINEも交換して話しているとデートの誘いが。

あまりのガツガツさに会わないと終われなさそう、と思った私は冬休みだし、受験も終わって暇だし、ガツガツな圧に違和感を覚えつつ、まぁ彼氏候補か？と思い10日後にデートをする約束をしました。

でもそのLINEでも「プリ撮りましょ」とか「手繋いでもいいですか？」とか私的には嘘だろって思うことばかり…

そんなこんなで当日を迎えました。
事前に顔写真をお互い送り合っていたので待ち合わせ場所に行ってすぐに見つけることが出来ました。
しかし、「うわ、やっぱタイプな顔じゃねぇ…」と写真の時点で思っていた私の感情は変わることはなく、とりあえず静岡の街へ。

プリ撮りたいとせがまれて東急スクエアのプリクラへ。東急スクエアのビジョンに映る田中くんの天気予報の映像に足を止めて写真を撮る私を待ってくれてたの優しかったな笑

その時の田中くん

で、あそこのプリクラって男女でいる人意外と少なくて、結構浮くんですよね。めちゃくちゃ恥ずかしいなと思いながら、プリの中へ。

悲劇の始まりです。
(確か)6枚撮るんですが、相手はもちろんプリなんて慣れてない男子なので同じポーズで撮って、一方の私は盛るのに必死でいました。

そして最後の6枚目。
右手だけ輪郭に添える通称"虫歯ポーズ"をして構えていた時、左手に彼の右手が触れて手を繋がれ、恋人繋ぎをされました。

片思いとか好きな人にされるなら嬉しいけど、生まれて初めてデートした、それも好きでもない相手に恋人繋ぎされるという屈辱を味わった私は、撮り終わって落書きゾーンに行く時、少しキレていました。

ごめん、と謝ってくれましたが心が狭かった私は許せず、プリの前後でも緊張からか向こうからは話してくれない彼にイライラしてしまって、プリの後は私の買い物に付き合ってもらいました。

引っ張られたいというか、少しでいいから話して欲しいんですよね相手にもきちんと。面白さは求めないし、その人のこと知りたいなって思うから。

そんなこんなでイライラした私は買い物に突合せた挙句、1時間で彼を撒いて帰宅。
ひどい態度の私に呆れたかと思っていたのに、健気な彼はもう一度告白してくれました。でも丁重にお断りしてLINEもインスタもブロック。

今考えると初めて(？)私に好意を寄せてくれた子に対して、そして年上として、本当に最低な態度をしたなと思っています。
あの時の子、ほんとにごめんね。。

色んな経験がある皆さんからしたら子供だなーって思うかもしれないけど、私的には初デート・初手繋ぎがこの出来事だったのが結構ショックだったんです。

でもいい経験したなとも思っています。
こんな自分にも魅力を感じてくれる人がいるんだから、もっと自分を磨いていきたいなって思えたし、
次はいい思い出作りたいなって思うし。

正直、学校も、学校から帰ってからの課題も大変だし、バイトも始めて更に神経使うし、体調もこの1年の間にちょっとした病気も見つかったりしていい方じゃなかったし、最近小さいことですぐ感動したりしてバカみたいに1人で泣いてるし…

そんな中でも、元SBSアナの大槻有沙ちゃんに年始に美肌コンサルで教えていただいた「ちりつも」で自分磨きしてきたのは気分転換にもなって、成長がわかってすごく楽しかったです。

お正月に出会ったあの子、本当にありがとう。