グレゴリオ暦という冗談に付き合わされた来た人類の今後について

グレゴリオ暦は1582年、ローマ教皇グレゴリウス13世の時に、紀元前45年にカエサルが導入したユリウス暦が改められ、制定されました。
現在一般的に使われている西暦もグレゴリオ暦が引き継がれています。

グレゴリオ暦が施行された16世紀は、天動説から地動説へと宇宙観がシフトする過渡的な時代でした。
プトレマイオスという古代の偉大な天文学者の名が冠された天動説は、地球中心の宇宙観です。
それに対して、太陽が中心にあり地球がその周りを回っているという地動説も、紀元前からありましたが、それが主流となることはありませんでした。
参照:地動説が最初に唱えられたのは紀元前だった!? コペルニクスの前にもいた天才たち

教会の権威が最大限に極まっていた中世になると、地動説は異端中の異端扱いで、うっかり口を滑らせようものならもう身の破滅まっしぐらという状況でした。
そんな中、真実をみんなに伝えようという情熱の赴くままに地動説を主張し、かたくなに発言を撤回せず火刑に処されたのが、ジョルダーノ・ブルーノです。

同時代に地動説を唱えたガリレオ・ガリレイは、その情勢を鑑みて、発言を撤回し、一命を取り留めました。
最終的には、コペルニクス的転回という言葉として後世に名を残したニコラウス・コペルニクスが、世界観を変えた偉人の栄冠を勝ち取ることとなりました。

この時期のヨーロッパではこのように、世界観の激しい対立があったわけですが、古代宇宙観に基づくカルデア配列で構成される曜日の無限循環構造では、地球と太陽の位置が入れ替わってもそのメカニズム自体には一切影響ありません。

さらに、現在主流となっているコペルニクス宇宙観に基づいてカルデア配列の地球と太陽を入れ替えた場合、日曜日は地球曜日になります。そのことに関してはそのうち解説するつもりです。

筆者の主張は、曜日が単なるスケジュールの目安ではなく、曜日の無限循環構造は、宇宙の秩序が転写されたものであり、無限は混沌ではなく、秩序によって構築され循環しているということです。
カルデア配列で構成される曜日を昼夜反転させて同じ天体記号同士をつなぐとトーラス構造となることは以前他の記事で解説しました。

さらに、曜日の一週間分の天体配列は、420度の円として表現できます。それは360度の円に収められるグレゴリオ暦の一年356日を根底から覆し、時間がそもそも架空の概念であることを可視化します。

ブルーノ(マーズではないよ)みたいに異端審問にかけられても主張し続けた挙句火あぶりにされたらこの説が世界中に知れ渡ることになる、少なくともネット炎上くらいはしてみたいというほのかな期待を抱きウェブ上でこのような自説を展開していますが、今のところ世間からほとんど相手にされていないようで肩透かしです。
100年後にこの説の凄さが理解されたところで、その頃の地球はナウシカの腐海みたいになっているかもしれないので微妙です。

中世のローマ教皇庁に酷似している現代日本のアカデミズムに風穴を空けることが出来ればとの思いで今はひたすら記事を書き続けています。

このアカウントの更新が予告なく止まったときは、闇の権力に消されたのだと思っていただいて差し支えありません。

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