天使暦はメルカバの設計図

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イスラエル国防軍の戦車のことではなく、神秘主義思想におけるメルカバの話です。マカバともいいます。二つの正四面体が組み合わされた星型の図形です。

カルデア配列の太陽系7天体で構成された曜日の無限循環構造から派生した天使暦は、6のサイクルに基づく黄道十二宮を7のサイクルによって脱構築すると、デーカンの天使が配置についた正四面体を形成します。その仕組みについては、リリース予定の電子書籍『天使ゲマトリア[宝瓶宮]』で解説します(簡略化したものです。詳しい解説はオンラインセミナーで行います)。

カルデアンかるた」を製作して一年ほど経過し、目下、天使ゲマトリアによって実践のプロセスをできるだけ分かりやすく伝えることに取り組んでいる最中ですが、なぜこんなことをしているのかわからないまま突っ走ってきました。

そろそろ、立ち止まって、まとめる段階に入ってもいいのではないかと思っていた矢先、パウリの鏡映対称性とユングの共時性、フラーの非同時的物語宇宙をつなぐものとして、コロナ体操が、同時(共時)的非対称性と鏡映対称性を兼ね備えた動作であるということがわかり、コロナ体操の動作線を形成する天使暦を表わしたことは、メルカバの設計図を描くことだったということが、なぜこんなことをしているんだろう?の答えとして与えられました。

霊界のエネルギーを人間が認識可能な形に表わしたものが概念です。
メルカバは霊界にありますが、概念にはなっていませんでした。
だからこそ、メルカバの秘儀は口伝でのみ実施される非常に危険な行とされます。
霊界で意識の同期が行われないとエネルギーが正確に伝達されないためです。
メルカバの秘儀における瞑想法は、このメルカバの設計図を意識化することです。しかし、こうして天使暦によって概念化されたということは、それに乗る方がスタンバってるということでしょうか。口伝でやっていては捗らないのでオープンソース化されたようです。
秘儀として霊界のエネルギーを師が弟子に伝授する内容は、誰にも認識されない秘密として保持されますが、もうその伝達方法で秘密にしておく段階は終わったということでしょう。
いったん概念化された霊界のエネルギーは、認識されることで現象化します。
筆者がウェブサイト上で日本語の記事を投稿していることにもきっと意味があるのでしょう。日本語において認識されることが重要なのだろうと思います。もちろん英語で情報発信する準備も進めていますが。
筆者の場合は、言語と記号及び図形のグラフィックデザインを伝達手段としています。音楽や舞踏など身体を使って伝達する人もいるでしょう。
伝達手段がまだはっきりしない段階にあっても、その役割を担う人たちはターゲットにされやすく、表現手段を封じられたり、伝達する意欲を阻害される経験をします。それでも創造の核を手放さなければ、最適な伝達手段が確立されます。

別に筆者が選ばれたとかそういう話ではなく、おそらく、メルカバの設計図を霊界から概念化する作業には、かなりたくさんの人達で役割分担していると思われます。そうでなければ、筆者は途中で投げ出していたことでしょう。一般常識からするとかなりバカげていると思われることは承知ですが真剣です。
たぶん、作業に携わっている間は役割を自覚しないものなのかもしれません。なぜこんなことをしているのかわからないという状態が続いているときは、何らかの作業に携わっているのでしょう。


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