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鬼退治に必要なアイテムを揃えてみた。
鬼を退治してみたいと思います。そこで鬼退治に必要な道具をそろえてみることにしました。金棒を用意してもよかったのですが、万が一鬼に奪われてしまった場合、「鬼に金棒」となってしまうので、凶器類は除いて集めることにします。
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最初に用意したのは豆まき用の豆です。「鬼は外!」と鬼に向かって投げつけたら鬼は怯むかもしれません。しかしそれだけでは不安です。
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2つ目のアイテムは清州桜醸造の名酒「鬼ころし」です。これだと鬼は喜んで飲み干してしまいます。飲んで見境なく暴れられると被害が拡大するような気がします。飲むほどに心の鬼を追い払うとは言われていますが、飲んだら酔ってしまい自分が動けなくなってしまいます。
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そこで3つ目に用意したのは穀物のきびと上新米粉です。きびだんごを作ります。きびだんごは岡山の「吉備団子」なのか穀物のきびを使った「黍団子」なのか見解が分かれるところですが、今回は黍をつかって団子を作ります。
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白米に混ぜる雑穀として使用する黍ですが、今回はこれを粉にしてみます。
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中を開けるとこんな感じ。黍の風味がします。
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コーヒーミルで粉々にします。昨年、小麦を栽培した時、収穫した小麦を粉にするのに買いました。
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90gくらいすりつぶすとこんな感じです。
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黍だけではうまくお団子にならないかもしれないので、団子を形成するのに必要な上新米粉を120g使用します。
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水を1カップ弱加えて、甜菜砂糖も大さじ何杯か投下しました。水は粉の状態を見ながら少しずつ加えていきます。
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無事にお団子にまとまってくれました。表面はなめらかになりました。
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冷蔵庫に入れてしばらく寝かします。
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30分ほど経過したら小さいお団子状にしました。
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これを茹でることにします。お団子が浮き上がるまで待って、浮き上がってから2〜3分後に掬うことにします。
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お団子がゆで上がりました。試食しましたが、中まで熱が通っていてもちもちのお団子になっています。これを犬と猿と雉に食べさせればいいと思いますが、近くにいないのが残念です。足立家が飼育しているのはネコです。さすがにネコは食べないかもしれません。
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仕方ないので、自分で豆もお団子も食べることにしました。きな粉砂糖をまぶしていただきます。お酒は後で料理に使用します。お腹いっぱいになったので個人的な餓”鬼”(がき)状態からは解放されたかもしれません。
総括ですが、鬼退治に役に立つアイテムとしてはやはり「きびだんご」が最も優れていると考察します。動物に食べさせなくても自分が食べることで身体を動かすエネルギーにすることができます。「腹が減っては戦はできぬ」という諺が裏付けになると思います。(本当は鬼ころしを飲んで酩酊になった状態で乾燥大豆を見境なく方々に投げつけてみてもよかったのですが、リアルで後片付けが面倒になるのでやめました。)
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