2024.2.10 朝日杯に行ってきた！①
実は1月末、流行りの病に罹患してしまった。治癒後も体調不良が続いていたのだが、この日に照準を合わせて回復！
そう、第17回 朝日杯 将棋オープン戦の準決勝・決勝の大盤解説会に行くために。
A列（1列目）という神席で、解説の康光前会長と対局後にいらっしゃる藤井竜王名人との距離は1m 未満！！！
大変贅沢な時間を過ごさせていただいたので、記事にまとめてみた。
王座戦で将棋にハマる
遡ること昨年の秋頃。がん手術後療養中の身で十分な時間があった。
一般常識として、藤井さんが八冠をかけて永瀬さんと勝負することは知っていた。よくよく調べると藤井さんの唯一の研究パートナーが永瀬さんであること、永瀬さんは名誉王座（連続5期）がかかっていることを知る。
何だかとても面白そうな棋戦ではないか！
将棋のルールもわからない中、軽い好奇心で見始めた。
まず一番衝撃だったのは1分将棋の迫力。
※1分将棋とはお互いの持ち時間を消費した後に、1分以内に将棋を指すこと。
将棋の知識はなくとも、将棋盤を挟んだ二人の気迫が画面から伝わってくる。
とても静かな対局室なのに、棋士二人の背後にはスタンドがいてオラオラオラオラとラッシュしているかのような駒のぶつかり合い。心躍ったよね。
豪華な将棋メシにも驚いた（陣屋にて、永瀬さんがボリューミーなカレーを昼も夜も頼んでびっくり）聞くところによると、座っているだけなのに対局中に体重が3kgも減るらしい。棋士って何だか凄い。とても興味が湧いた。
藤井推しから将棋界の箱推しへ
八冠獲得まで見届け、将棋への熱は収まるどころかドンドン熱を増し、気づけば解説人を務めている他の棋士にも興味が出てきた。
そしてAbemaのプレミアム会員になり、かの有名な炎の七番勝負やAbemaトーナメント戦などを見るようになり、推し棋士が増えていて、気づけば将棋界全体の箱推しファンと化していた（笑）
とにかく棋士の人間性が面白い。
藤井さんだって電車マニアっぷりは某鉄道会社で働く夫も舌を巻くほど。師匠と一緒の時だけ出る”ブラック藤井”も可愛い。
それから正月も研究会を開催し、色紙には「聡」と書く藤井愛が凄い永瀬さん（ラーメン家の息子）※この時点で情報量多すぎて笑う。
某東西戦で、「今日はこの後デートです♡」とか言っちゃう可愛い増田さん。
お目めがクリクリで可愛らしいスイス・ジュネーヴ出身の勇気さん（永瀬さんとの仲良しW解説を一度でいいから見てみたい！）
NHK将棋フォーカスでのコック姿が可愛いダニーこと糸谷さん（クリスマスデート許すまじは名言）。
地域対抗戦のチーム動画オープニングで桃太郎を演じる山崎さん（糸谷さんは猿役）。
王将戦で藤井さんにストレート負けを喫するも「明日も頑張って生きます！」と言った振り飛車会のマッスルプリンスこと菅井さん。
とにかくダジャレがすごい豊川さん（一番好きなのは同飛車大学）に、ロココ調大好き貴族・天彦氏を弟子に持つお酒好きな中田さん。
ミスタービーンにクリソツの中村さん。
極めつけは対局前の巣作りがすごい窪田さん。
（全て自己満足で勝手にネーミングしてます。棋士の先生およびファンの方々、大変申し訳ありません）
とにかく情報量の多い人たちの、多いこと多いこと。
お茶の間ではひふみんしか知らんと思うけど、上には上がいるのだ。
可愛いぬいぐるみの被り物をする渡辺さんや、スーツ・革靴で30kmを5時間かけて走った森内さんが普通の人に見えるほどに。。。。
書いていて熱くなりすぎてしまったが、とにかく将棋界が大好きになった。
将棋に触れている時間は、がんや難病のことをすっかり忘れていられるのだ。
ついにイベントに参加
がん治療中の身としては、常日頃から悔いのない人生を送りたいと思っているので「行けるイベントは行く！」をモットーに、達人戦前夜祭（立川市）、サントリー東西戦（明治神宮）、王将戦第一局前夜祭（大田原市）と参加してきた。
太田原では東西戦では豆粒だった先生たちがめっちゃ近くで興奮したことを覚えている。対局の前日とはいえ、のんびりほんわかモードな藤井竜王名人に、気迫と気合がみなぎる菅井八段。二人の対照的な姿も印象に残った。
朝日杯のチケット入手！
タイトル戦の大盤解説会もいいけれど長時間同じ姿勢なのは辛い。短時間勝負かつ多くの棋士に会えるイベントはないか？と考えていたところ、朝日杯を知る。
大好きな糸谷さん、永瀬さん、藤井さんに天パがキュートな西田さん。解説はイケボでお馴染み康光先生、そして賞状渡すために羽生会長がくるはず！これはまたとないチャンス！！！祈るような気持ちでチケットの当選日を迎える・・・
そして見事当選。
翌日チケット発券するとA列⚫︎⚫︎番との記載。
こ、これは1列目だ・・・・同じ空気吸える・・・と胸が高鳴るのだった。
ようやく本題の朝日杯に辿り着きましたが、熱くなりすぎて文量多くなったので本イベントについては次回に持ち越します。すみません。
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