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【Pick Up!! 最新SAKEトピック! 2021/02/05版】

私は普段ラジオ派で、ニュースなどは耳から情報を得ています。
立春を越えてから、春にまつわる音楽が増えてきました。

今朝流れた、松たか子さんの「明日、春が来たら」で、心が急に春モードに。音で春の訪れを感じられるのも心地の良いものですね。

それでは本日のニュースです。
今日は新潟県の情報一色です。

オンライン「にいがた酒の陣」 酒蔵を販売支援

原商株式会社は、中止となった「にいがた酒の陣」を、ウェブ上でオンライン「にいがた酒の陣」として販売支援を行います。

にいがた酒の陣は、14万人以上も集客し、30億円以上の経済効果を生み出す新潟を代表する一大イベントでしたが、コロナ禍によりイベントの中止が2年連続して決定しました。

そこで原商株式会社はイベント中止による機会損失を受けた酒蔵を支援するために、オンラインで「にいがた酒の陣」を開催し、限定酒の販売を行います。

限定酒は5本セットで30%引き。これはかなりお得なので、HPを覗いてみてください。
URL :https://echigo.sake-harasho.com/

新潟県産日本酒、国内向け9・3%減

新潟県産日本酒が前年比9.3%減の3万4264キロリットルだったことが、新潟県酒造組合のまとめで分かりました。
中越地震が発生した04年の9.1%減を超え、平成以降最大の減少率となりました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外食自粛や営業時間短縮などを受け、飲食店向けの本醸造酒や純米酒の出荷が大きく減少したためとみられています。

出荷量の減少は6年連続で、減少幅は前年から4.4ポイント拡大しました。
月単位では4月ごろに月出荷量が前年比約3割減となった後、持ち直し傾向にあったが、感染の「第3波」に伴い忘年会シーズンの年末需要が抑制されました。一方、高級ラインの吟醸酒などは下げ幅が小さく、お酒のタイプによって影響に差が生じています。

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新潟県酒造組合では「プレミアム日本酒人気もあり、高価格帯の酒が予想より健闘している。自粛疲れで自宅用に少し良い酒を飲みたいというニーズが出てきている」と分析しています。尚、20年の県内の組合加盟蔵数は88蔵です。

高級酒の売れ行きが伸びているのが興味深いです。自宅への持ち帰りも高価格帯のものの売れ行きが伸びてるそうで、一つのトレンドですね。

「千代の光」×「鮎正宗」ブレンド日本酒販売へ

新潟県妙高市の地酒「千代の光」と「鮎正宗」をブレンドした新しい純米吟醸が販売されることになりました。コロナ禍と大雪で売上げが低迷している酒造業界による、状況打開の新しい挑戦です。販売は3月上旬を予定。

販売されるのは、妙高市の「千代の光」と「鮎正宗」をブレンドした純米吟醸です。どちらの酒もコクとまろみが特徴ですが、それを合わせることで、吟醸香と呼ばれる果物のような香りとふくらみのある味わいが楽しめるということです。

「日本」と「2本」をかけた「ニホンノオサケプロジェクト」は、妙高氏と上越市の20通りのブレンドを試飲し、「千代の光」と「鮎正宗」のブレンド酒として決定しました。
販売は3月上旬から上越市と妙高市の酒店で予定されています。銘柄はまだ決定していないとのことです。

選び抜かれたブレンド酒がどんな味わいになるのかが気になります。
2本とも本当に美味しいお酒なので、ブレンド前のお酒も同時に飲んでみたいです。


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