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【Pick Up!! 最新SAKEトピック! 2021/02/06版】

Clubhouseで、「おすすめのペアリングができるお店」というタイトルでリスナーに聞いたところ、タイ料理や小籠包とワインを合わせるなど、味の想像ができないお店を紹介いただきました。

日本酒は合わせられる料理の幅が大きい分、ピンポイントでこの料理に合うという研究はまだまだ未開拓なので、伸びシロを感じました。

それでは本日のニュースです。

秋田の新品種「サキホコレ」の日本酒が完成

2022年にデビューする秋田米の新品種『サキホコレ』を使った日本酒が完成し、香りや味を評価する試験が秋田市で行われました。
食用米『サキホコレ』を使った日本酒造りは、秋田市の秋田県総合食品研究センターで2020年12月上旬から始まっています。

秋田県総合食品研究センターの進藤昌場長は「甘みがあるわりにはキレのあるスッキリとした酒になった。従来の甘い酒とは差別化できるタイプの酒だと思う」と語りました。

デビュー予定の食用米で早速日本酒を仕込む研究を進めているのは面白いですね。食用米で造った日本酒は独特の旨みが出るので、どんな日本酒になるのか楽しみです。 

サキホコレを使った日本酒は2021年秋に秋田県内の酒蔵で仕込みがおこなわれ、サキホコレと同じ2022年に発売されます。

「真野鶴」ラベルが変化する春限定酒

「真野鶴」の尾畑酒造株式会社は、コロナ禍、”人と人をつなぐ”をコンセプトに誕生した「同じ空の下シリーズ」の春限定日本酒の販売を開始。暗闇でラベルが光り、ハートが浮かび上がる暗闇で光るラベルが話題になっています。

ラベルには桜並木と、その向こうの山あいから暖かな陽が昇るという春の景色と、ラベル下部には"The Door of Hope(希望の扉)のメッセージ。

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飲み終わったボトルをしばらく太陽光や蛍光灯に当ててから室内を真っ暗にしてご覧頂くと、"二羽の朱鷺”が光って浮かび上がり、その二羽の朱鷺の間にはハートが現われてきます。

幻想的なラベルで思わず見入ってしまいます。お酒は太陽光に弱く酒質が変化してしまうので、飲み終わった後にお試しください。

トマト農家発の発泡酒がネット通販開始

一般社団法人東の食の会(東京都品川)は、株式会社ワンダーファーム(福島県いわき市)と連携し、トマトを使った発泡酒を昨夏プロデュース。今回、地域内外での店頭販売から全国へ販路拡大すべく、オンラインサイトでの販売もスタートいたしました。

今回、2本入と6本入の専用ボックスを新たに作り、自家用だけでなく、ギフトとしても利用することができます。
福島県いわき市の体験型農場「ワンダーファーム」で栽培されたサンシャイントマトを原材料に用いた、農家が作る発泡酒は、アルコールとしての楽しみはもちろん、トマトそのものの食材としての魅力を凝縮した美味しさも感じられるそうです。

その土地や素材の味わいを存分に感じられそうで、ビール風飲料とは一線を画していますね。通販で気軽に買えるのも嬉しいです。
購入はこちらから。


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