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3月8日(水)国立演芸場に「白酒ひとり グッドバイ」に行ってきた。

これは前の記事「オススメは難しい」からの続きなので、残念なお話です。

当初、桃月庵白酒さんについては、前情報を全く入れずに行こうと思っていたのですが、怒涛のオススメでとん挫。
もやっとした気持ちのまま国立演芸場へ。
ここのホール自体は好き。
コンパクトで見やすいので、10月で一旦閉館なのが淋しい…。

さて、桃月庵白酒さんのファンの方によると、当代一の酔っ払いの名手だとか…確かにふわふわっとした枕からの一転酔っ払いの癖の悪いおっさんへの豹変ぷりはお見事だったんだけど…余計な前情報のせいで、その世界観にはいりこめず、なんか「あーこれがあの人のオススメの酔っ払いねー」って感じで、凄く冷静に観察しちゃって、楽しめない。

世界観に入り込めない落語って辛いのよ…!
ところどころ、めちゃくちゃキュートなおかみさんになって、ええ?マジか?こんなごついのに、おかみさんめちゃかわええやん!と思っても、出鼻くじかれちゃってるから、凄い中途半端な立ち位置で聴いているわけですよ。

結局大変申し訳ないけれど、本人もいるのが辛くなって三席予定のところを二席で退出いたしました。

聴いたことを忘れるくらい月日が経ってから、フラットな気持ちで聴けたらいいな。正当な判断ができなかったのがとても悔しい残念な日となったのでした。

また遊びに来てな~(・∀・) 待っとるちゃ。