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からすみのようなものをつくる①

先日、スーパーで上等なブリの卵を見かけたので、からすみのようなものを作ろうと思い購入した。
何度かからすみのようなものは作ったことがあるが、最後に作ったのは10年以上前だったような気がする。

大きなブリの卵

本来なら血管を針で刺して扱いて血を抜くのだけど、めんどくさがりなので途中でやめた。
どうせ皮を剥いて食べるから、その時に血管も剥けてしまう。

経験上、表面にしっかりと塩が付いていれば大丈夫。
食品用のビニール袋に入れて目分量で塩をまぶす。

一晩置いたら随分と水分が出たので、卵を取り出し、キッチンペーパーでしっかりと拭き取る。
キッチンペーパーで巻いたら厚手のシート(リード)で包み、ラップで更に包んだ。汁がこぼれたら嫌なので更にビニール袋に入れる。
これを2度繰り返した。

キッチンペーパーを巻いたブリの卵


水分が抜けたブリの卵

水分が抜けたら日本酒に漬け込んで塩抜きをする。
3日ほど漬けておいた。

塩抜きのため日本酒に漬けたブリの卵

塩抜きしたらしっかりと水分を拭き取って平ざるに乗せて干す。しっかりと塩抜きができているかわからないが、塩辛かったら大根と食べたりチーズと食べればいい。これが自家製のいいところ。

今年は5月の時点で夏日なので冷蔵庫の中で放置して乾燥させる。前回作った時もその方法で作ったので問題ない。自分で食べるし。
5月13日 冷蔵庫干し開始

塩抜きを終えて、平ざるにのせた鰤の卵

干し初めて数日は水分が表面にでてくるので、キッチンペーパーで拭き取った裏返しにして引き続き冷蔵庫干しにする。

だんだんと色が飴色のようになってきて、表面が乾燥してくる。
ブリの卵は大きいので、中までなかなか水分が抜けない。都度ひっくり返しながら状態を確認するのを忘れずに。

5/19のブリの卵は随分と色が濃くなってきたし、表面も固くなってきたが、中はまだふにゅふにゅとした感じがある。


5/19のブリの卵

一旦はここまで。
変化が出てきたら経過を記録しようと思う。






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