「千と千尋の神隠し」のモデル?【栲幡千千姫命】
栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこ)
日本神話に登場する、機織や織物の神様です。
「栲」は布、「幡」は織物、「千千」は縮む、たくさんある、の意味で良質な織物、たくさんの織物をそれぞれ表します。
絹を生む蚕を育てる養蚕業の神としても知られています。
昔はテレビも無く、権力者は顔を知られず、着るもので身分をアピールしました。そのため着物は神聖なものとされていました。
権力者や神様に仕えて機織りをする巫女という役割から後に神格化されたものと考えられています。
千と千尋との共通点
名前が似ている
まず名前が似ています、千と千尋と千千姫命。役割
神様でもなく、神様と交信し仕えていた役割は千尋と似ているように思えます。
なんとなく名前が似ているのでググってみたのですが、参考にした証拠はありませんでした。でもきっとモデルにしましたよね?
ご利益
機織り
安産祈願
子孫繁栄
機物神社(大阪府交野市)、伊豆山神社(静岡県熱海市)、七夕神社(福岡県小郡市)、伊勢神宮の内宮(皇大神宮)などでご参拝できます。
七夕で有名な織姫(おりひめ)も千千姫命から機織りを習ったらしいです。
千の横の糸と千の縦の糸を合わせて機織りする姿が思い浮かびます。
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