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ナゾの少女のナゾはそれほど深まらなかった

1992年9月27日に
ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』(1992 SFC)が発売されたため、
ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』が30周年になりました。

ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』といえば、
議論になるのが結婚問題なのですが、
パッケージを手に取った時点から
「ナゾの少女」という刷り込みが始まっていました。

この刷り込みの影響を受けたかどうかが
結婚する上で重要なポイントになったことは
言うまでもありません。

「ナゾ」とは人の興味を引き付けるモノなのです。

ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』(2004 PS2)でも、
パッケージでの刷り込みは相変わらずでした。

しかし、
プレイステーション2版『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』では、
「ナゾの少女」ではなく「ビアンカ」と紹介されることにより、
神秘的な要素はなくなってしまいました。

むしろ、
結婚相手のもう一人の候補が全く紹介されていないことから、
あちらの方に「ナゾの少女」の肩書が移った感があります。

ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』(2008 NDS)でも、
パッケージに堂々とビアンカが登場。

取扱説明書でも「ビアンカ」と紹介され、
「ナゾの少女」であったことは微塵にも感じさせなくなっていました。

パッケージの裏面では、
唐突に結婚相手の候補となる少女が勢揃いしていることから
ナゾの少女のナゾが深まることはなかったのですが、
ゲーム内でのビジュアルとの違いから
人生最大の決断でかなり深みにハマって
先に進めなくなった人が増えてしまったのではないでしょうか。


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