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パチスロを子供に遊ばせる人には罪悪感がある

8月4日はパチスロの日。
 
「8」と「4」で「パチスロ」と読む語呂合わせから
8月4日が「パチスロの日」に制定されています。
 
パチスロといえば18才未満は遊べないのですが、
なぜか子供に遊ばせる事例が多数みられます。
 
ファミコン初のパチスロゲーム
東京パチスロアドベンチャー』(1991 FC)では、
パチスロ大好き少年のそろっ太くんが活躍します。

そろっ太くんは少年なのですが、
具体的な年齢は「?才」というようになぜか曖昧にされていました。

2作目の
パチスロアドベンチャー2 そろっ太くんのパチスロ探偵団』(1993 FC)
ではそろっ太くんが続投するも、
3作目の『パチスロアドベンチャー3 ビタオシー7見参!』(1994 FC)では、
パチスロ専用ロボットの「ビタオシー7」に主人公が変わり、
年齢を気にする必要がなくなりました。

ゲームボーイ初のパチスロゲーム『パチスロキッズ』(1993 GB)は、
「パチスロ大好き野郎」のジョージくんは
「寝ても覚めても頭の中はパチスロのことでいっぱい」なのですが、
「お子様なのでパチスロ店に遊びに行くことができ」ないという、
きわめて真面目な設定になっていました。

パチスロキッズ2』(1994 GB)では、
1983年2月生まれの「マイコーくん」が活躍するも、
活動時期がわからないので年齢不詳。

パチスロキッズ3』(1995 GB)では、
いかにも少年な「ショコラくん」が主人公ながらも、
「12歳以下の男の子しか出られないという、パチスロ大会」
に参加するという、
リアル世界的にもセーフな内容になっていました。

リアル世界でパチスロを18歳未満が遊べないのは、
あくまでもギャンブル機ゆえの制限なので、
風営法が絡まない、
リアルなお金を稼げないゲーム内の世界であれば
何ら制限はないはずです。
 
それでも、
わざわざリアル世界を舞台にしたストーリーにして、
主人公の年齢を気にする設定を盛り込んでいるのですから、
開発者に罪悪感があったのでしょう。
 
ちなみに『パチスロランド ぱちぱちコインの伝説』(1994 SFC)は、
「チェリー(女の子)とセブン(男の子)」の6才の2人が主人公。

パチスロランド ぱちぱちコインの伝説』の続編の存在が
いまだ確認できないのは、
開発者の罪悪感のせいなのかもしれません。

もしくは、
筆者が年を取りすぎたせいで
「7歳になる前の子供にしか見えない」
ゲームソフトの存在に気付けないだけかもしれませんけど。


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