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「アーケードの麻雀ゲーム同様」に期待はできない

1992年12月18日に
スーパーニチブツマージャン』(1992 SFC)が発売されたため、
スーパーニチブツマージャン』が30周年になりました。

スーパーニチブツマージャン』は、
「麻雀ゲームの老舗“ニチブツ”が、ビギナーから自称「玄人」まで、
全国の麻雀狂に捧げる珠玉の逸品」ともいえる、
「本格派麻雀ゲーム」でした。

ニチブツの麻雀といえば、
アーケードでは脱衣麻雀のイメージが強く、
パッケージのメインビジュアルもセクシー路線。

しかし、
対戦相手はコテコテのビジュアルのキャラクターばかりで、
明らかに方向性が異なりました。

スーパーニチブツマージャン2 全国制覇篇』(1993 SFC)
もパッケージのメインビジュアルには
脱衣麻雀っぽさが感じられます。

しかし、
対戦相手を見ると、
やはり脱衣のイメージを持つことはできません。

スーパーニチブツマージャン3 吉本劇場篇』(1994 SFC)
は吉本興業の芸人さんを扱ったタイトルゆえに、
脱衣のイメージは全くありません。

スーパーニチブツマージャン4 基礎研究篇』(1996 SFC)
のパッケージのメインビジュアルには、
何やら怪しさを感じ取ることができます。

「女子校の麻雀研究会が舞台」ということで、
さらに怪しさが増しました。

怪しい「謎の覆面美女」の存在も確認できています。

しかし、
実際のところ麻雀大会には
「大学生チーム」「社会人チーム」「プロ雀士チーム」が参戦している、
いたって健全な麻雀ゲームでした。

「スーパーニチブツマージャン」シリーズのパッケージには一貫して
「このゲームの麻雀は、アーケードの麻雀ゲーム同様、
特別な状況で行われる麻雀ゲーム」とあるのですが、
「スーパー」な「ニチブツ」の「マージャン」なのに、
「アーケードの麻雀ゲーム同様」の脱衣行為が行われなかったことが
本当に残念でなりません。

ちなみに
「このゲームの麻雀は、アーケードの麻雀ゲーム同様、
特別な状況で行われる麻雀ゲーム」という内容は、
スーパーパチスロマージャン』(1994 SFC)や
麻雀繁盛記』(1995 SFC)のパッケージにも
記載されていることを併せてお知らせしておきます。

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