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今まさに「羽田」の時代が続いている

8月25日は東京国際空港開港記念日。
 
1931年8月25日に、
羽田に東京飛行場が開港し、
東京飛行場は現在の東京国際空港なので、
8月25日は東京国際空港開港記念日になっています。
 
東京国際空港とは、
通称「羽田空港」と呼ばれていることから、
羽田空港の方が一般的かもしれません。
 
この羽田空港は東京にあることもあり、
世間一般的には大変有名な空港ですが、
ゲームの世界では残念ながらないがしろにされていました。
 
鉄道で日本中を回る『桃太郎電鉄』(1988 FC)は、
当然ながら鉄道のゲームのため、
飛行機が扱われる必然性がありませんでした。

スーパー桃太郎電鉄』(1989 PCE)では、
一部の区間にフェリーが採用されていますが、
飛行機は出る幕はありませんでした。

スーパー桃太郎電鉄Ⅱ』(1991 PCE)では、
なぜかハワイが採用されたこともあり、
飛行機が登場。

しかし『スーパー桃太郎電鉄Ⅲ』(1994 SFC)によると、
この空港は「羽田空港」ではなく「成田空港」でした。

スーパー桃太郎電鉄DX』(1995 SFC)では、
さらに空港が増えるも、
今度は「羽田空港」ではなく「関西空港」であり、
残念ながら「桃太郎電鉄」シリーズではなかなか
「羽田」の時代はやってきません。

一方、
家庭用ゲーム機では、
いきなり国内22ステージの空港が登場する
ぼくは航空管制官』(1999 PS)で始まった
「ぼくは航空管制官」シリーズは、
単体の空港を扱うようになったPSPでは、
ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー 成田』(2006 PSP)、
ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー 那覇』(2006 PSP)、
ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー 新千歳』(2007 PSP)
の3タイトルが立て続けに発売されたのに対して、
かなり離れた時期に
ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー 羽田』(2010 PSP)
が登場したこともあり、
「羽田」は不遇な存在でした。

それが、
ニンテンドー3DSになると時代が変わりました。

1作目が
ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー3D 羽田 with JAL』(2012 3DS)、
後に
ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー3D 羽田 ALL STARS』(2015 3DS)
も発売されたことで、
やっとのことで「羽田」の時代が始まり、
Switchでは、
シリーズ1作目として2022年9月8日に発売されるのが、
羽田空港をテーマにした
ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー 羽田』(2022 Switch)なので、
しばらくは羽田空港の時代が続きそうです。


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