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キティ先輩は仕事どころかゲーム内容も選ばない

1993年1月14日に
サンリオカーニバル2』(1993 FC)が発売されたため、
サンリオカーニバル2』が30周年になりました。

サンリオカーニバル2』は「2」と付いていることからわかる通り、
サンリオカーニバル』(1990 FC)の続編で、
「「サンリオカーニバル」から2年……
ついにあの名作が、かえってきました」
と大変な期待を背負って発売されました。

サンリオカーニバル』は、
「同じキャラクターを、たて、よこ、ななめに3つ以上並べて消していく」
パズルゲーム。

一方、
サンリオカーニバル2』は、
「落ちてくるキャンデーをたたいて飛ばして、
 たて、よこに並べて消してゆく」パズルゲームなので、
同じパズルゲームとはいえ、
完全に別のパズルゲームになっていました。

しかし、
パッケージに堂々と
「サンリオカーニバルが新しいパズルゲームになって帰ってきた」
とあるため、
全く別のパズルゲームになっていることに対して
誰がどんな感想を持とうが関係なく
嘘はついていないことになります。

今では仕事を選ばないことで有名なキティちゃんですが、
30年前にはサンリオキャラクターが
総じて仕事もゲーム内容も選んでいなかったわけですから、
こだわりを持たないことこそがサンリオキャラクターの方針であり、
キャラクターが長生きできる秘訣なのでしょう。

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