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SCEのパズルゲームは20年前を最後に落とす絶つ

SCEと言えば、
初代プレイステーション時代に
I.Q Intelligent Qube』(1997 PS)や
XI[sai]』(1998 PS)をヒットさせたこともあり、
パズルゲームのヒットが期待された時期があったのですが、
その後はあまり目立つタイトルがなく、
クーラクエスト』(1999 PS)
なども今では忘れられた存在になりつつあります。

プレイステーション2でも
I.Q REMIX+』(2000 PS2)と
XIゴ』(2002 PS2)が発売されて、
夢をもう一度的な流れがあったのですが、
その流れの中にあったのが
オトスタツ Otostaz』(2002 PS2)でした。

オトスタツ Otostaz』(2002 PS2)
は2002年5月30日に発売されたため、
ついに20周年となっています。

時代はちょっと遡った2001年の年末。

SCEが立て続けに
ブラボーミュージック』(2001 PS2)、
ブラボーミュージック クリスマスエディション』(2001 PS2)、
ブラボーミュージック 超名曲盤』(2002 PS2)
の3タイトルを発売して
「ブラボーミュージック」シリーズを盛り上げました。

この『ブラボーミュージック 超名曲盤』の初回限定版に、
オトスタツ Otostaz』の体験版が収録されていたことから、
オトスタツ Otostaz』が期待されていたことが良くわかります。

そして、
満を持して発売された『オトスタツ Otostaz』(2002 PS2)には、
「XI(仮称)」の体験版が収録され、
期待作から期待作への連鎖が成功したかに見えました。

しかし、
「XI(仮称)」は後に
XIゴ』(2002 PS2)へと名前を変えて発売されて、
なぜか次の期待作ではなく、
オトスタツ Otostaz』の体験版を収録してしまいました。

その後、
SCEのパズルゲームを遊びたい人は、
オトスタツ Otostaz』をプレイして
「XI(仮称)」の体験版から『XIゴ』に興味を持ち、
XIゴ』をプレイして
オトスタツ Otostaz』の体験版から
オトスタツ Otostaz』に戻るという無限ループに陥ってしまい、
20年前を最後(XIゴ)に落とす絶つ(オトスタツ)
となってしまったわけです。

いや、
2005年には
マワザ MAWAZA』(2005 PS2)が発売されているので、
SCEがパズルゲームを完全に絶ったわけではないのですが。


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