読めない言葉があったらリメンバートリセツ
1992年7月29日に
『魔法のプリンセスミンキーモモ リメンバードリーム』(1992 FC)
が発売されたため、
『魔法のプリンセスミンキーモモ リメンバードリーム』
も30周年になってしまいました。
1982年~1983年に放送された
アニメ「魔法のプリンセス ミンキーモモ」を観ていた方からすると、
あまりに的外れな時期の商品に見えるかもしれないのですが、
『魔法のプリンセスミンキーモモ リメンバードリーム』は
1991年~1992年に放送された方のバージョンのゲーム化なので、
実にタイミングの良い時期に発売されたタイトルでした。
さすがバンダイグループのユタカの商品です。
ゆえに『魔法のプリンセスミンキーモモ リメンバードリーム』は
1992年頃に小学生だった女の子が
ターゲットだったことが想定されるのですが、
開発者がうっかり難しい漢字を使ってしまったようで、
取扱説明書に「ゲームに出てくる漢字の読み方」が
びっしり2ページを使って紹介されています。
大人からすると難しい漢字はなさそうに見えるのですが、
子供からすると学年が1年違うだけで
読める漢字にかなり差が出るため、
このようなフォローが必要で、
小学1年生が習う「気」や「子」までも読み方を教えてくれていました。
しかし、
「シャーロックモモゲーム」の「事件」や「現場写真」は
「ゲームに出てくる漢字の読み方」では紹介されておらず、
ここまでフォローし切れないのだったら、
全部平仮名の方が良かったのではないかと思ってしまいます。
取扱説明書でゲーム内のテキストを紹介しているゲームと言えば
『ゴーストバスターズ』(1986 FC)がありました。
『ゴーストバスターズ』では、
ゲームオーバーになった時に表示される英語の訳が、
取扱説明書に表記されていたのですが、
こちらについてはゲームオーバーのテキストを日本語に差し替えて、
エンディングまでしっかりとデバッグしていれば、
変なことをリメンバーされないりっぱなゲーム、
略して「りり」になれたのではないかと。
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