逢いに行けるワルキューレ
『サンドラの大冒険 ワルキューレとの出逢い』(1992 SFC)
が1992年7月23日に発売されたため、
『サンドラの大冒険 ワルキューレとの出逢い』
もついに30周年になってしまいました。
『サンドラの大冒険 ワルキューレとの出逢い』といえば、
いかにもワルキューレに逢えそうなタイトルですが、
サンドラがワルキューレに出逢うまでのお話ゆえに、
ゲーム開始時にはワルキューレが出てくる気配はこれっぽっちもなく、
どうしても逢いたければエンディングまで行かなくてはなりません。
そもそものところ
かつての任天堂ハードでは
ワルキューレに容易に逢うことができなかったのです。
ワルキューレのデビュー作にあたる
『ワルキューレの冒険』(1986 FC)では、
パッケージを見れば確かにすぐにワルキューレに逢うことができました。
しかし、
ゲームを始めてみるとまるで別人の黒髪の女の子の活躍しか楽しめず、
クリアしたとしても金髪のワルキューレに逢うことができませんでした。
NECホームエレクトロニクスのハードでは、
『ワルキューレの伝説』(1990 PCE)さえプレイすれば、
すぐに金髪のワルキューレに逢うことができました。
ソニー・コンピュータエンタテインメントのハードでは、
『ナムコアンソロジー2』(1998 PS)や
『ナムコ クロス カプコン』(2005 PS2)
のゲームの中で勇ましい姿を確認することができました。
そして、
バンダイのハードでも
『ナムコスーパーウォーズ』(2002 WSC)
ではゲームの中で存在感のあるワルキューレに逢うことができました。
任天堂以外のゲーム機では
金髪のワルキューレの活躍が確認できたのに対して、
任天堂のハードで
金髪のワルキューレに逢えるようになったのは
ここ10年くらいの話で、
『プロジェクト クロスゾーン』(2012 3DS)と
『プロジェクト クロスゾーン2 ブレイブニューワールド』(2015 3DS)
で金髪のワルキューレの存在が確認されています。
ちなみに任天堂ハードのファミコン向けに発売された
『ファミリーピンボール』(1989 FC)
では金髪の「わるきゅーれ」に逢うことができるのですが、
本物かそっくりさんかの判断は皆さんにお任せします。
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