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○○鉄は最初から図々しく押し付けてこそ成功する

10月14日は鉄道の日。
 
1872年9月12日(新暦10月14日)に、
新橋駅と横浜駅を結んだ日本初の鉄道が開業したことから、
1922年に「鉄道記念日」として制定されたのですが、
1994年に「鉄道の日」に改称されて現在に至ります。
 
鉄道といえば、
レールを敷いた線路の上に列車を走らせて
人や物を運ぶ交通システムのことのはずなのですが、
「撮り鉄」や「乗り鉄」など「○○鉄」というと
なぜか乗り物部分だけが注目される傾向にあります。
 
それに比べると『桃太郎電鉄』(1988 FC)は立派でした。


桃太郎電鉄』は、
プレイヤーが電鉄会社の社長になって、
日本全国を旅しながら自分の会社を日本一にするゲーム。

つまりは『桃太郎電鉄』は「○○鉄」を名乗っていて、
電車がコマになっているけど、
日本全国の線路や駅がしっかりと注目されていて、
初代『桃太郎電鉄』では「てつどう」自体を
購入できるようになっていました。


この『桃太郎電鉄』が圧倒的にすごかったのは、
「ももてつ」と最初から図々しく呼び方を押し付けてきたことでした。

それゆえに、
「ももてつ」シリーズは「撮り鉄」や「乗り鉄」よりも
昭和平成令和と時代を越えて人気者になり、
現在では『桃太郎電鉄 昭和平成令和も定番!』(2020 Switch)
がシリーズ最大のヒットになるほどの存在になったのでしょう。

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