実は「最強」は名乗ったもの勝ちだった
5月14日は「ごいしの日」。
碁石と言えば囲碁で使用する道具で、
ファミコンでは4つ目のゲームソフトにあたる
『五目ならべ 連珠』(1983 FC)
で初めて登場しました。
その後、
『囲碁 九路盤対局』(1987 FCDS)
がファミコン囲碁の第1号となり、
『囲碁 九路盤対局』(1987 FC)、
『早打ちスーパー囲碁』(1989 FC)、
『囲碁指南』(1989 FC)
という流れで、
どんどん本格的な囲碁が参入していく流れがありました。
そして、
プレイステーション時代になると、
ついに「最強」を名乗る
『対局囲碁平成棋院 最強・超高速』(1997 PS)
が登場。
「最強」は
「史上最強の棋力、ケン陳博士開発の思考エンジンを採用」
ゆえの「最強」なのですが、
この「史上最強の棋力」は「当社比較テストによる」評価ゆえに、
「最強」の意味に疑問を持たざるを得ません。
続いて『最強の囲碁』(1998 PS)が登場。
今度の「最強」は、
「97年9月、「対局囲碁ソフト勝ち抜き戦」でみごと優勝」
という実績ゆえの「最強」ゆえに、
少しは説得力のある「最強」でした。
その後、
『世界最強銀星囲碁』(2001 PS)、
『世界最強銀星囲碁2』(2003 PS)が発売され、
『世界最強銀星囲碁3』(2003 PS)まで来ると、
だいぶ最強感が増しました。
何といっても、
「コンピュータ囲碁の世界大会において、2年連続優勝し、
トップブランドの地位を走ってきた銀星囲碁の最新作」
ですから、
「最強」を名乗って決して恥ずかしくありません。
「最強」は名乗ったもの勝ちの傾向があるのですが、
歴史は常に塗り替えられるので、
覚悟を持って「最強」を名乗ってもらいたいモノです。
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