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129600度もめまいしてしまうゲームが存在する

1996年1月26日に『ディセント』(1996 PS)が発売されたため、
日本国内のプレイステーション版『ディセント』が27周年になりました。

ディセント』といえば、
「360°ENVIRONMENT 3D SHOOTING GAME」なので、
「ENVIRONMENT」を訳すと「環境」となり、
「360度環境3Dシューティングゲーム」になります。

「プレイヤー扮する「マテリアル・ディフェンダー」が搭乗する、
 イスラエル製の高性能戦闘機Pyro-GXのコクピット」から
「戦闘機の目の前の様子をフロントビューで見ることができる」
超リアルなシューティングゲームだということがわかります。

ゆえに『ディセント』は3D酔いに悩まされる人が
それなりにいることは想像できるのですが、
さすがに「129600度」もめまいしてしまうのであれば、
不安になってプレイする気になれません。

ところが、
この「度」が「三度の飯」の「度」のように
回数を表しているのはなく角度のことのようで、
「360度の超リアルな空間。
 その中でプレイヤー自身も360度、前後左右上下に移動する。
 トータル129600度。
 3次元と3次元の気が遠くなるようなかけ算」とあることから、
「360°×360°=129600°のめまい」
と考えるのが正解のようです。

しかし、
現実世界では滑らかに動くのが当たり前なので
1度単位で視界を動かすことはなく、
実際に1度単位を意識して視界を動かしてみると、
かなりカクカクして気持ち悪くなることからも、
「129600度のめまい」は
マイナスプロモーションにしかならず、
途方に暮れてしまいます。

「類似商標のデサント」さんが悪影響に
めまいしていなければいいのですが……。


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