占星術は100年以上先のことを占えた

占いにおける占える範囲はそれほど広くなく、
パッケージゲームとして長い期間
ゲームショップに置かれる商品だとしても、
継続して長く売れるわけではありません。

『西洋占星術 マーク矢崎監修 Super Lite 1500シリーズ』（1999 PS）
では占える時期が
「1999年1月1日～2000年12月31日」となっていて、
2年間しか占うことができません。

実際のところ、
発売されたのが1999年8月26日なので、
実質1年半も占えなかったのです。

その後、
期間を置いて発売された
『改訂版西洋占星術 マーク矢崎監修 Super Lite 1500シリーズ』（2001 PS）
では占える時期が
「2001年1月1日～2003年12月31日」となっていて、
占える期間が3年に拡張されています。

これはこれで発売されたのが2001年6月28日なので、
実質的な占える期間は2年半でした。

いずれにしてもパッケージを確認すれば、
いつまで占えるかがきちんと記載されているため、
占えないのに買ってしまうような
過ちを犯す心配はあまりありません。

一方、
占える期間が「1900年1月1日～2099年12月31日」という、
豪快なソフトもありました。

発売時期が1988年11月29日なので、
それ以前の時期を占っても意味がないことを考慮したとしても、
発売時期から「100年以上」の期間を占えた計算になりますし、
当然ながら今現在を占うことも可能ということになります。

『中国占星術』(1988 FC）の占える期間の長さは、
同じ「占星術」と付いていても、
「西洋」よりも「中国」の方が勝っているという
証左なのでしょうか？

とはいえ、
占える生年月日が「1900年1月1日～1999年12月31日」
という点と合わせて考えると、
単に期間の切り方が100年単位という大雑把なだけで、
占いの信ぴょう性については
別途確認する必要がありそうです。