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有名動物キャラクターを誘い込む狂った城が存在した

2002年12月6日に
ウッディー・ウッドペッカー クレイジーキャッスル5』(2002 GBA)
が発売されたため、
ウッディー・ウッドペッカー クレイジーキャッスル5
が20周年になりました。

「5」が20周年なので、
過去作品はもっと歴史があるかと思えば、
過去に「クレイジーキャッスル」と付いているタイトルは、
バックス・バニー・クレイジーキャッスル3』(1999 GBC)と
バックス・バニー・クレイジーキャッスル4』(2000 GBC)しかなく、
少なくとも「ウッディー・ウッドペッカー」の
「クレイジーキャッスル」は見当たりません。

それでは「バックス・バニー・クレイジーキャッスル」で
過去にさかのぼれるかと言えば、
明確に「バックス・バニー・クレイジーキャッスル」
と付いているタイトルは見当たらず、
深掘りしてみると、
バックス・バニーコレクション』(1997 GB)
に初期の2作品が収録されていることが確認できました。

それでは「クレイジーキャッスル」に吸い寄せられたキャラクターが
「バックス・バニー」と「ウッディー・ウッドペッカー」
だけかというとそうでもなく、
バックス・バニーコレクション』に収録されている
「クレイジーキャッスル2」と
ミッキーマウスⅡ』(1991 GB)の類似点が確認されています。

また、
バックス・バニーコレクション』に収録されている
「バックス・バニー」は
ミッキーマウス』(1989 GB)とそっくりでした。

これでミッキーマウスも「クレイジー・キャッスル」に
引き込まれていたことが確認できたのですが、
実のところこの『ミッキーマウス』と
ロジャー・ラビット』(1989 FCDS)にも
類似性が確認されているため、
ロジャー・ラビットも
「クレイジーキャッスル」に誘い込まれていたことになります。

キャラクターゲームの中には、
キャラクターがなくても成立するゲームは多々あるのですが、
そんなゲームをプレイした際に「いい加減にしろ!」などと言わず、
むしろ色々なキャラクターにフィットするよいシステムのゲームに
自らも引き寄せられた奇跡に感謝しましょう。

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