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違いのわからないガチャは長く続かない

2002年7月26日に
ガチャステ!ダイナデバイス ブルー』(2002 GBA)と
ガチャステ!ダイナデバイス レッド』(2002 GBA)
が発売されたため、
ガチャステ!ダイナデバイス ブルー』も
ガチャステ!ダイナデバイス レッド』も20周年になりました。

バージョン違いのソフトが同時発売される場合には、
何らかの違いから片方のバージョンを選びたくなるような、
ビジュアル的なアピールがあるのが鉄則で、
サンリオタイムネット 過去編』(1998 GBC)と
サンリオタイムネット 未来編』(1998 GBC)などは、
ゲーム内容が良くわからなくても
タイトルとメインビジュアルの両面で、
充分に好みを選べるようになっていました。

しかし、
ガチャステ!ダイナデバイス ブルー』と
ガチャステ!ダイナデバイス レッド』では
絵柄が全く同じで色が違うだけという硬派なパッケージデザイン。

裏面を見ると、
バーコード以外は絵柄も情報も全く同じという、
無駄に平等な情報統制が徹底されていました。

側面を見ると、
「ブルー」が「刀系の武器を開発しやす」いのに対して、
「レッド」は「銃系の武器を開発しやすくなってい」るという
事実がやっとのことでわかったのですが、
そもそものパッケージにある掲載情報から、
ゲーム内での刀と銃のメリットやデメリットがよくわからず、
余計買いにくくなってしまっていました。

取扱説明書を比較しても、
刀と銃の違い以上の情報が見つからず、
ここまで来ると本当になぜバージョン違いを出しているのか
理由が全くわかりません。

続編の
ガチャステ!ダイナデバイス2 ドラゴン』(2003 GBA)と
ガチャステ!ダイナデバイス2 フェニックス』(2003 GBA)では、
タイトルとメインビジュアルから
魅力的なパッケージを選べるようになったのですが、
今度は刀や銃といった内容の違いについての情報が全く掲載されていなく、
その後続編が出なかったことも妙に納得してしまいます。

そもそも
ガチャステ!ダイナデバイス ブルー』と
ガチャステ!ダイナデバイス レッド
の発売元のスマイルソフトさんが、
ネットワーク冒険記 バグサイト アルファ』(2001 GBC)と
ネットワーク冒険記 バグサイト ベータ』(2001 GBC)
の時点で何らかの反省をしていれば
もっと魅力的なガチャができたのではないかと思うと残念でなりません。


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