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「・」がある世界も「・」がない世界も等しく難しい

1992年11月27日に
アウター・ワールド』(1992 SFC)が発売されたため、
アウター・ワールド』が30周年になりました。

海外の原題は「Another World」なので、
世界的にも『アウター・ワールド』がやっとのことで
30周年になったと考えても問題ないことでしょう。

アウター・ワールド』は難易度が高いゲームとして有名ですが、
「ビクター音楽産業株式会社が自信を持ってお薦めする
全く新しいタイプのアクションゲーム」でした。

自信があるのならてこ入れをする必要はないはずですが、
なぜか取扱説明書の最後のページには
「ヒント」が掲載されていました。

1994年には3DO向けに
アウターワールド』(1994 3DO)が発売。

アウターワールド』は、
スーパーファミコン版『アウター・ワールド
と同じゲームだと思われるのですが、
なぜかタイトルから「・」が抜けてしまっています。

そのせいか、
アウターワールド』の取扱説明書を確認すると、
「ヒント」のページの内容に若干変更があり、
スーパーファミコン版『アウター・ワールド』に掲載されていたヒントの
2番目の「バリア」と3番目の「スーパーショット」の項目が、
3DO版『アウターワールド』のヒントから削除されています。

このことから
アウター・ワールド』より『アウターワールド』の方が
難易度が下がったかと言うとそうではなく、
アウターワールド』では操作方法の説明のページに
「バリヤの張り方」と「スーパーショットの撃ち方」
が追加されているので、
「ヒント」にする必要がなくなっていただけなのです。

つまりは、
アウター・ワールド』では、
基本操作さえも操作方法のページに記載していなかったのですから、
難易度が高いと感じてしまうのは必然だったのです。

とはいえ
アウターワールド』も「最初のステージの攻略方法」を
取扱説明書に記載してしまっているので、
難易度についてはそうは変わりません。

アウター・ワールド』のアクセスコードと
アウターワールド』のパスワードは相互利用が可能なので、
手詰まりになったらお互いのワールドを行き来して、
ぜひともクリアを達成してください。

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