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コロナ禍で大人は子どもの教育に寄り添えたのか

本日のNHK「パンデミック 激動の世界」で教育がテーマでした。
それを見て、前から思っていたことを綴ろうと思います。

このコロナが始まり、しわ寄せが来た最大の被害者のひとりが「子どもたち」だと思っています。私たち大人は、自由に出かけ、旅行に行き、お酒を飲み…。
そんな私たちの姿を見て、子どもたちはどう思ったのでしょうか。

「ずるい」きっとこんな感じです。私が中学生でもきっとそう思います。

よく思い出してみてください。自分たちが学生時代、もしコロナが発生したら。そして大人が好き勝手にやっていたら、どう思ったでしょうか。

私たちは経済的自立ができ、判断ができるので、行動が選択できます。しかし子どもたちはまだまだ「学習」が仕事です。まだまだいろいろな経験をしなければならない時期です。なので、このコロナ渦は大人も辛いですが、それでもそのしわ寄せを子どもたちに向かわせるべきではなかった。いつの時代も同じですが、特に今はです。

今年は小中学生の自殺率が過去最高となってしまったニュースを耳にしました。その時期はまだ世界が狭いです。学校での友好関係が全てに思えてくる子も多いはず。これを聞いてなんとも思わないのであれば、あまりに酷です。

みんな苦しいのはもちろんです。ですが、自分たちの辛さを子どもたちに向かわせるのは間違っている。子どもには遊ぶなといいなが、自分たちは出かける。彼らはそんな姿を見て、大人に失望しているでしょう。

もちろん全ての大人が余裕のある状態でないのは承知しています。ですが、それでも大人としての責任があります。自分ばかりの利益を追求するのではなく、今一度責任のある行動を少しでもしていきませんか。

私もこれは自分への自戒とします。

子どもたちが辛くても、しっかり勉強ができる環境を整えてあげるのが大人としての責任ではないでしょうか。

子どもたちを蔑ろにする「しわ寄せ」はきっと自分たちにも跳ね返ってくることを大人たちは自覚するべきではないでしょうか。

直接的に子どもたちと関われない方も、せめて子どもたちに関心を持って見るのはいかがでしょうか。子どもたちのことを頭の片隅に忘れないことだけでも、この社会の雰囲気を変えていけると信じています。

共に歩みましょう。

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