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「日本酒ひよこ女子」という名前をつけた理由。

「日本酒ひよこ女子」
これは私が勝手に使っている造語です。

日本酒女子(にほんしゅじょし)
という言葉はあちこちで聞かれるようになりました。
一般的に日本酒を飲む、もしくは日本酒を好きな女性というイメージ。

どんな言葉があるのが調べてみると、色々ありますねー。
・おちょこ女子
・酔女
・酩酊(めいてい)女子
・ぽん女
・ポン酒女子
・清酒女子
などなど。
調べてみて初めてみる言葉もありました。

私自身、何度もあちこちで書いてますが
日本酒に興味を持ち始めたのは数年前です。
日本酒を飲む、という意味だけだと20年以上も前から
日本酒自体は飲んでます。
でも、自分から進んで注文したり
美味しいと思って飲んでなかったのです。

それは、単に美味しい日本酒を知らなかっただけ。
今の私ならそう思えます。

そして、私自身が日本酒に興味を持ち始めた時に
本を読んで勉強しようと思うと似たような言葉が多く
意味がわからずに何度もくじけた覚えがあります。

未だにそうなんですが、ワインは全くわかりません。
簡単だよってワイン好きな方には言われるんですが
やっぱりよくわからないまま。。。
でも、数年前まではワインも日本酒もどちらも
同じくらいによくわからないモノでした。

今、ワインはわからないモノのままで
日本酒は大好き!に変わったのは
単に興味をもったからだと思っています。

特にワインと日本酒はある程度の知識がないと
注文しづらいアルコールだと思ってました。
何かそんなの注文するの?とか
飲み方知らないの?とか
勝手に思われているような気がしてました。

実際に日本酒を飲める飲食店では、
必要以上の薀蓄(うんちく)を語る人が多い気がします。
これは今でも同じような感覚です。

逆に言えば
・少しだけ日本酒に興味を持って
・美味しい日本酒を知っていれば
もっともっと、日本酒を好きになる人が増えるはず!
そう考えたんです。

私は何の資格も持っていません。
ただ、人よりもちょっと入り込んで勉強しただけです。
ほんの少し周りよりもたくさん本を読んだだけです。
他の人がしない行動を思い切ってしてみただけです。
そこから直接蔵元さんと繋がる機会があり、
そして更に酒造りの現場に立ち会わせてもらい、
机上の論理・本の中での知識が実際に身についてきた。
多分、それだけです。

そして、まだ日本酒の業界のことをよくわからない時に
言われたのが「素人(しろうと)さん」という言葉。
おそらく、言った本人は何の悪気もないのでしょう。
確かに何も知識もない状態なので「素人」と呼ばれるのは
おかしなことではありません。

ただ、その言葉に私自身が大きな壁を感じたのです。
「初心者」という言い方もあるかもしれません。
でも、もっと違う柔らかい包容力のある優しい言葉が
あるんじゃないかなと思い続けてました。

そこでたどり着いたのが「日本酒ひよこ女子」です。
小さなひよこがピヨピヨと歩いてるイメージ。
可愛いなぁと思ってもらえると嬉しいです。
ちょっとしたことですが、この言葉の裏には
私のたくさんの想いがこめられています。

これからもたくさんの「日本酒ひよこ女子」が
誕生して欲しいな、と願いを込めて♪

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