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日本酒に興味をもってから、初めてのメモ書き。

今も私の「日本酒の師匠」として
敬愛している【高瀬斉先生】

先生の著書で一番最初に読んだのは
『甲州屋光久物語』
残念ながらもう、絶版になってますが
知り合いに借りて読みました。

その後、どうしても自分の手元に
置いておきたくなり中古で購入。
いまも本棚に飾られてます。

その時のメモ書き(ポメラのデータ)が
出てきたのでこちらに記しておきます。
ちょっとマニアック過ぎる内容ですが
気にしないでください(笑)

ココから
↓↓↓

昭和37年
●固形酵母による酒母省略仕込の実施
●連続蒸米機の開発(大蔵酒造)

昭和38年
●薮田式自動もろみ搾り機開発される
●「月桂冠」業界初の10万石突破
●大手業者の桶買い傾向強まる
●清酒甘口化傾向一段と強まる

昭和39年
●清酒用に初めて加州米が割当てになる
●「大関」ワンカップ発売
●上位4社「月桂冠」「大関」「白鶴」「白雪」が10万石突破

昭和40年
●一番呑まれている酒類の調査で初めて清酒(34.7%)がビール(39.7%)に抜かれる
●新酒鑑評会で醸造試験所が初めて色付きグラスを試用
●酒造年度(BY)を従来の10月~9月を7月~6月に変更
●白米の空気輸送方式が採用される

昭和41年
●新2級(金印)登場
●泡なし酵母の実用化
●ドレンの添加による吟醸香の付与法(ヤコマン)開発

各蔵の基本石数が決まっている。
昭和9~11年の酒造実績(製造実績)でしか原料米の割当てがない
中小蔵の桶売り傾向が強くなったのは昭和32年頃
昭和30年代は清酒の出荷料が3倍近く延びた、清酒業界の高度成長
30年代に清酒業界が高度成長を果たしたのは、桶買いだけじゃなく「連続蒸米機」や「薮田式自動もろみ搾り機」の発明

昭和42のデータ 全国酒造場3780程のうち、84.2%が桶売り つまり3780社のうち、3千百数十の蔵が桶売りしていた
これらの桶売り酒の70%以上が大手上位15社で買われていた

昭和42年
●低濃度酒(アルコール度15%未満)「東天紅}発売 ー低価格酒のはしり
●桶買問題が衆院大蔵委員会で取り上げられ「灘の生一本」などの表示が次第に姿を消す
●大型仕込み(100klステンレスタンク総米20t)の実施・富安本家酒造
●工場規模の清酒連続発酵に成功(池亀酒造)

昭和43年
●紙容器酒「箱酒一代」(中国醸造)売り出す
●超高濃度清酒(エキス分73%アルコール度36%日本酒度ー20)を開発(英君酒造)
●「越乃寒梅」(石本酒造)が読売新聞で「幻の酒」として紹介される

昭和44年
●中央会サリチル酸使用中止を打ち出す
●価格・容器の多様化で新製品ラッシュ
●無審査酒のはしり「デラックス2級」登場 昭和45年 44事業年度の桶売り企業は1400~1500社が赤字に転落
●新潟県下7社「赤い酒」販売
●「月桂冠」清酒一企業として初めて50万石を突破(53万石) 昭和46年 「大関」創業260周年記念大吟醸古酒(3年もの)を発売
●清酒もろみよりキラー酵母を分離

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ココまで

相当深いですねー。
こんな内容を基にした勉強会
今も続けて通ってます。
先生の知識、ちゃんと遺していきたいです。

サポートしてもらえると飛び跳ねて喜びます(*^^*)