「達磨正宗」白木恒助商店 岐阜県
概要
所在地
岐阜県岐阜市門屋門
銘柄
達磨正宗、淡墨桜、等
※現在は全量蔵の周りの農家さんからお米を仕入れいます。
歴史
創業 天保6年 (1835年、江戸時代)
坂本竜馬や大河ドラマで有名な「篤姫」が生まれた年に創業
古酒造りに取り組み始めたのは昭和40年代
六代目:白木善次氏 (しらきよしじ)が
手探りの中で試行錯誤を重ねながら50年超
「古酒」に社運を全て賭け、懸命の企業努力を続けた酒蔵
現在は
杜氏:白木 寿氏 (しらき ひとし)
代表:白木 滋里氏 (しらき しげり)
Youtubeによる蔵紹介↓↓
https://youtu.be/6TjNltVCwlI
古酒との出会い
一般家庭にテレビが普及しだした頃、
大手酒造りメーカーのTVCMが流れ、地元の酒屋に大手メーカーの酒が並び今まで売れていた地酒がしだいに売れなくなった頃
白木善次氏(6代目杜氏)は危機感を感じ
「このままだと小さな酒蔵はやっていけない」と考え始めていた頃
たまたま蔵の片隅に忘れられていた一升ビンを見つけた
4、5年は経っているだろうその瓶の封を切ってみたところ。
すると黄金色の美しい色合い、口に含むと、一年で飲む日本酒とはひと味もふた味も違った味わいが深い衝撃を受けた6代目杜氏は
その次の日から、試行錯誤を始めた
主要ブランド
達磨正宗
1891年に濃尾地震で蔵が倒壊し、七転び八起きというだるまにあやかって命名
熟成酒といえば「達磨正宗」と言っても過言ではない
ソムリエ協会問わずSSI(唎酒師)なども積極的に使用している銘柄
桜薄墨
日本三大桜の一つ、国指定の天然記念物
根尾谷淡墨ザクラ ( ねおだにうすずみざくら ) ... 樹齢1500余年を誇るエドヒガン桜由来
主に地元で販売されるお酒「薄墨桜」
あまり知られていないお酒
熟成酒でなくとも旨味が凝縮され太い芯があり堪能できる逸品です
受賞歴
日本酒長期熟成古酒部門で第1位
世界最大規模・最高権威のコンテスト
イギリスのIWCでゴールドメダルを受賞
世界最大規模・最高権威のコンテスト
イギリスのIWCで銀賞を受賞
数々の賞を受賞
詳しくはこちら↓↓
https://www.daruma-masamune.co.jp/ct/about/kodawari/
工程
工程で特に変わった所は
酒母四段、甘酒五段?
特別な手法を用い酸と甘味を足し
長期熟成に耐える酒質にされているそうです。
下の写真で見る通りとにかく清潔感がある
建物も古いが自分たちで色々と工夫されている跡がある
熟成酒は常にブレンドされ味が保たれている
タンク毎にその年後の出来事が貼られています
販売用の瓶にもその年の出来事があり
古酒蔵ならではの遊び心
試飲
左から
・達磨正宗 熟成酒用 ぴちぴち生原酒
・達磨正宗 熟成三年
香り:ナッツや蒸した米
・達磨正宗 熟成十年
香り:キャラメル、ドライイチジク
・達磨正宗 熟成二十年
香り:ドライプルーン、醤油、キャラメル
販売サイト↓↓
https://www.daruma-masamune.co.jp/all-items.
飲み方、楽しみ方は下の方に記載
感想
蔵の設備が必要最低限で熟成古酒を製造する蔵
熟成酒には以前から親しみがあったのですが
より、近くに感じる事ができました。
それも、蔵のありかた古典的な製法などを駆使する事で
とにかく美味しいお酒を造るのは小規模生産者ならでは
達磨正宗はまさに
日本酒界において熟成古酒トップの酒蔵
世界五大ウイスキーに日本のウイスキーが選ばれているように
日本酒もこれから世界に認められ熟成の神秘に魅せられる
ファンがもっともっと増えるはず!
蔵元おススメの飲み方
・熟成10年はたまり醬油を舐めながらがおススメ♪♪
・達磨正宗 熟成酒用 ぴちぴち生原酒はカクテルシェーカーでシェイクすると美味しいらしい♪