イヤホンケース オレンジを選んで正解だった

イヤホンケース オレンジを選んで正解だった
オレンジ色のイヤホンケースを買いなさい。
私がイヤホンをつけるとき、(全てではないが)何かから逃げるために音楽を聴いている。ワイヤレスイヤホンにはノイズキャンセリングの機能がついておりはじめは驚いた。テクノロジーと人間に感謝。

話を戻すがオレンジ色のイヤホンケースはとてもいい。私が何かから逃げて音楽を聴くとき、大抵は気分が落ち込んでいて、そこにイヤホンケースのオレンジが目に飛び込んでくる。どんなオレンジ色をあなたは想像しているだろうか。私のイヤホンケースのオレンジは、ほぼ赤かもしれない。れっきとしたオレンジなのだが、もはや赤なのだ。オレンジとはかくや!という色で、その鮮やかさは赤である。それが私のさっきから言っているオレンジである。それが、落ち込んだ私に一直線に飛び込んでくる。普段はベージュ色のバッグにイヤホンケースを入れていて、そこから飛び出してくる。その鮮烈さに比べればバッグのつまらない中身なんてモノトーンだ。だがイヤホンケースによって味気なさも感じない。私のバッグの中には、オレンジ色が詰まっている。といっても良いだろう。

ケースがオレンジ色ということは、勿論イヤホン自体もオレンジ色である。イヤホンケースを開けると、イヤホンが主役だから当たり前かもしれないが、イヤホンもケースに負けないくらいのオレンジを放っている。光や輝きを放つのでなく、事実、オレンジを放っている。

耳につけてもその良さは変わらない。オレンジ。鏡を写る自分を想像してほしい。オレンジ色のイヤホンを装着した自らの姿を。あなたの外見なんて知らないが誇張なく、確実に、1.3倍増しだ。そしてあなたの外見とは常に0より大きいものだ。

以上です。さようなら。

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