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「僕は夏生まれだから人一倍、花火を愛している。」

2021.8.16

自分の誕生月に関連した季節行事や旬なものに特別な感情を抱く人は多いのではないでしょうか。間違いなく、僕もその一人です。僕は7月生まれなので、幼い頃から花火や夏祭りに特別な感情を抱いています。春生まれの人はお花見やひな祭り、夏生まれの人は花火や夏祭り、秋生まれの人は紅葉狩りやハロウィーン、冬生まれの人はクリスマスやバレンタインを特別な行事として認識している人もきっと少なくはないはず。兎にも角にも、イベントは人々の生活において必要不可欠で、なくてはならないもの。新型コロナウイルスの影響で、昔から大切に受け継がれてきた季節行事やイベントが途絶えてしまったり、中止になってしまったりすることに寂しさや危機感を覚えています。2年連続で、今年の夏も、何もせずに終わりを迎えようとしています。これが世の中のスタンダードになるのかもしれないという不安と悲しみがどんどん募っていく。一度、途絶えてしまった事を再度、復活させるには、かなりのエネルギーを必要とすることを、僕はさまざまな体験から認識済みです。地域のお祭りなどは町内会が主催しており、町内会員の高齢化や会員不足と新型コロナウイルスの感染防止の風潮が重なって、夏祭りを廃止しようという動向も各地で見受けられるそう。面倒なことはもういいやと。ちなみに、小学校の低学年生は夏祭りも花火大会も全く知らない。この状況、不憫にも程があります。話を戻すと、僕は夏生まれで、花火やお祭りが大好きだからこそ、なんとしてでも、花火大会や夏祭りを残していきたい。無くなってから後悔しても遅いので、この夏、まずは行動に移すことにしました。会社の賃貸物件がある地域の町内会に参加し、組織の内部から年中行事を存続させる為に、積極的に発言していけたらと考えました。もちろん、夏祭りを存続させる為には、町内会員として週末の芝刈りや清掃活動、回覧板の当番などの役割も担わせてもらい、地域の方々が気持ちよく過ごせる環境づくりのお手伝いをする責任も出てきます。僕も町内会員になって気付きがありました。それは、今のタイミングが組織が入れ替わる事において、絶好のタイミングなのかもしれないという気付きです。上の世代の人達は想像をはるかに超え、限界を感じています。だからこそ、20代や30代が積極的に組織に加わり、アクションを起こす絶好のタイミングなのです。参加している本人も楽しくないと続かないので、周囲を上手に巻き込みながら、楽しくできる環境づくりとの両立を目指すことが最重要課題です。仕事が忙しいからという理由や地域の人と面倒な関係性になることを恐れて、参加をためらっている人も、自分が幼い頃に参加したイベントで楽しませてもらった恩返しとして、存続に貢献するのも悪くはないはずです。

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